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令和元年12月定例会(第3日12月13日)

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  1. 琴平町議会 2019-12-13
    令和元年12月定例会(第3日12月13日)


    取得元: 琴平町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-06
    令和元年12月定例会(第3日12月13日)                会 議 の 経 過    会期 第3日 令和元年12月13日(金曜日)  議事日程(第3号)  第 1       会議録署名議員の指名  第 2       一般質問 ○議長(安川 稔君)  おはようございます。(「おはようございます」という者あり)  ご参集いただきましてありがとうございます。  議場内の皆様にお願いいたします。携帯電話の電源はお切りくださるようお願いいたします。 ○議長(安川 稔君)  これより、令和元年12月琴平町議会定例会を再開いたします。  ただいまの出席議員は10名であり、地方自治法第113条の規定による定足数に達しておりますので、本日の会議は成立しました。  これより、本日の会議を開きます。             (再開・開議 午前 9時31分)
    ○議長(安川 稔君)  本日の議事日程は、お手元に配りましたとおりであります。  日程に入ります前に、諸般の報告をいたします。  事務局長。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○事務局長(西井 久美子君)  命により報告いたします。  本定例会に説明員として出席を求めました者は、既に配付しております名簿のとおりであります。  以上、報告を終わります。 ○議長(安川 稔君)  以上で、諸般の報告を終わります。 ○議長(安川 稔君)  日程第1 会議録署名議員の指名 を行います。  会議録署名議員は、      5番、森藤 泰生君及び      8番、山下 康二君 を指名いたします。 ○議長(安川 稔君)  日程第2 一般質問 を行います。  本日は、通告8件のうち、通告順に従いまして、残り4件の一般質問を行います。  なお、通告により申し出があった場合は、一問一答を可とすることにしておりますことから、質疑の回数制限は会議規則第55条のただし書き規定を準用し、その制限を超えることを可とし、また、同規則第56条の規定による発言時間は、90分以内とします。  それでは、順番に発言を許します。  最初に、5番、森藤 泰生君。   (「はい、議長、5番」と呼ぶ) ○5番(森藤 泰生君)  皆さんおはようございます。(「おはようございます」という者あり)  議長のお許しをいただきましたので、行政一般に対する質問をしていきたいと思います。  通告のとおり、1問1番が総合計画につきまして、2番がスマートウェルネスシティにつきまして、3番目が児童・生徒のスマホ使用につきまして、町長、教育長にそれぞれ質問してまいりたいと思います。(「2番は、個別計画」という者あり)  個別計画につきましても質問いたしたいと思います。よろしくお願いします。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  5番、森藤君。 ○5番(森藤 泰生君)  それでは、元気に明るく質問してまいりたいと思います。  初めに、琴平町の町づくりの中長期の基本方針である総合計画につきまして質問をいたしたいと思います。  釈迦に説法ではございますが、これまで総合計画は町政の基本理念、目標、方針を定めてきました。過去に自治法の規定によりまして基本構想の策定が義務づけられ、琴平町もこれまで第4次計画までの40年間総合計画のもと行政運営がされてまいりました。この第4次総合計画も来年度をもちまして計画期間が終了するところでございます。そのため、次期計画の策定は来年度末までに行われることになろうかと思われます。  これまで総合計画は、行政の施策が多岐にわたり、また全てが説明責任にさらされますことから、全てを抜けがなく網羅し、どこの自治体の総合計画も、規模の差こそあれ、内容の大差はないものとなりがちでした。それでもマンパワーが維持され、歳入の確保も約束されている間は、部門ごとに施策を羅列していても、待っていればいずれ予算の配分が回ってきておりました。しかしながら、現在、琴平町、また他の地方自治体同様急激な人口減にさらされております。それに伴いまして、財政力も減少の一途をたどっております。これまでのような予算の配分を続けていますと、全てが中途半端になりかねません。予算の集中をせざるを得なくなっているかと思われます。その時、町政の中核方針というのが大変重要になってくるのではなかろうかと思います。  そもそも、総合計画策定の根拠は自治法でした。しかし平成23年の改正で、これまでの基本構想策定の義務づけが削除されております。総合計画策定の根拠がなくなったということでございます。行政は法令に基づきまして事務をしておりますので、次に計画を策定するに当たっては、策定の根拠となる条例を作らなければなりませんでした。調べてみましたところ、現在の総合計画後期基本計画は平成28年3月に策定されておりますが、策定の根拠となります条例はその3カ月前に施行されております。今現在、琴平町の最上位計画は年度末の長くて僅か3カ月で策定されたことになります。策定期間の長短と内容の良し悪しは必ず一致するものではございませんが、総合計画中長期計画であります。時期の計画につきましては、じっくりと時間をかけて策定していただきたいと思っております。  また、町独自の計画でありながら、他の自治体の総合計画とそれほど変わらない原因の一つは、計画の目標が必達、必ず達成しなければならないということになっていないと考えられます。必達計画でないのであれば、夢でも何でも書けます。それでどの町も総花的になり似てくるものではないでしょうか。あるべき計画というのは、これは私の考えでございますけれども、町の課題に即して目標に強弱をつけていかなければならないと考えておりますし、トリアージすることで施策の優先度を決め、優先上位の施策計画につきましては、これを計画期間中に必達すべきだと考えております。民間の業務計画では必達が多くあります。利益目標や営業成績が張り出され、達成度を確認しながら計画期間中にテコ入れれを行い、目標に向かって前進させる。民間と行政を一概に比べることはできませんが、必達計画でなければ絵に描いた餅と何ら変わるところはありません。できなかった理由を添えるのが関の山ということになります。  それでは町長に質問したいと思います。琴平町第4次総合計画後期基本計画の現時点における目標達成度と評価をお示しください。 ○議長(安川 稔君)  5番、森藤泰生君の質問に対する理事者の答弁を求めます。  町長。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○町長(片岡 英樹君)  5番、森藤泰生議員の質問に対する答弁を行います。  まず第4次琴平町総合計画の件についてのお問い合わせでございます。今、質問の中で概要を全て網羅していただいたので、まさに第4次のですね、当時の部分からおっしゃっていただいたのですが、一応通告に従いまして答弁は行いますし、またその後の議論によってはですね、ちょっと先走る部分もあるかと思いますけど、関連するところが多いのはご承知の上での通告だということもご理解いただきまして、よろしくお願いしたいと思います。  第4次琴平町総合計画は、平成23年度から32年度における10年間でございまして、平成23年に策定いたしまして、後期基本計画は5カ年ということで、平成28年度から32年度、つまり来年度までを規定したものでありまして、平成27年度に策定いたしました。  平成27年度の後期基本計画策定時にアンケートを実施いたしまして、前期基本計画策定時のアンケート調査と比較しまして、前期基本計画において目標を達成できたかどうかの評価を行っております。  同様に、現在の後期基本計画につきましても、目標が達成されたかどうかの評価を今年度末から来年度にかけまして、住民に対しましてのアンケート調査を行いまして、令和3年4月からの琴平町町づくり計画(仮称)に反映させてまいります。これはあえて総合計画としていないところはですね、今、議員からご指摘がありましたように、第5次琴平町総合計画なるものは作りますけども、今までどおりとはちょっと異なるものを作るべきじゃないかなということで、あえてこういう名称にしております。これは十分に協議をしてませんので、あたりはご理解ください。  ただ私としては、これまでの総合計画では、琴平町のあるべき姿が見えにくい内容であったため、町民とともに10年後の2030年の琴平町がどうあるべきか、というような町づくりの計画を作るべきであるというふうに考えております。  以上です。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  5番、森藤君。 ○5番(森藤 泰生君)  現基本計画につきましては、今年度末から来年度にかけて住民アンケートをとるということでございますけども、住民アンケートというのは、その計画の最終評価となるのではないかと思われます。そうなりますと、次期計画の策定には資すると思いますけれども、今期の施策の達成度を上げるためにはもう遅過ぎるかと思われます。  そこで、第4次総合計画、現在の総合計画の達成度を上げる方法はないのか、町長にお尋ねいたします。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  これは取り方によるんですけど、先ほどの答弁の補足になるかもしれませんが、現第4次総合計画について私が余り言うのも実はおかしなところでありますけども、あえてそれを言えというのが質疑だと思いますけども、結局ですね、今言われているように、ベースが住民アンケートになっているわけで、今言われましたように、5年前とか10年前の住民アンケート、いわゆる各方面における住民満足度がですねベースになって作られているのがこの総合計画であって、多分、議員さんがおっしゃりたいのは、もうちょっと自己評価もせえよということかと思うんですが、ただご存じのように、この内容では自己評価はなかなか難しいというのは多分ご理解いただいていると思います。私も同感でありますので、なかなかこれを自己評価しようとしてもですね、例えば、要は基本構想があって、基本計画があって、そして個別の計画ということになっていますけども、なかなかそれもですね、実際のところ行政運営上ですね、十分それがリンクしてですね年度予算でやったり、当初予算でやったり、事業にしっかりこの総合計画等々が密着しているのか、リンクしているのかというと、現実のところなかなかないんじゃないかと思いますし、我々も含め、僭越ながら議員各位もこの総合計画を開くことが年間に何回あるのかなというところが現実だと思います。本来はこういう答弁をするのはよくないことはわかっておりますけども、私は現実の事実を述べるべきだと思いますので、あえて申し上げるところはご配慮いただきたいと思います。  よって、今の質問に対しましては、実際のところ、町側として自己評価をするというのはですね、なかなか困難ではないかなというのが、この現在の総合計画の内容であると私は考えています。  以上です。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  5番、森藤君。 ○5番(森藤 泰生君)  ただいま、町側の自己評価が難しいという答弁をいただきましたけれども、それでは、その総合計画の審議会というものがあろうかと思いますけども、この審議会を計画の期間の途中にでも、計画の達成度評価の諮問をするということもできるのではないかと思われますが、町長は審議会の事務内容につきましてどのように捉えていらっしゃるかお尋ねします。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  総合計画審議会の件でございますけども、第4次琴平町総合計画後期基本計画策定時におきまして、28年の2月23日と28年3月28日2回、琴平町総合計画審議会を開催しております。メンバーといたしましては、町議会議長、町議会副議長、町議会各常任委員長をはじめ、自治会、農業委員会、民生・児童委員会、婦人会、商工会、観光協会、医師会、社協等、計22名の方で構成されている審議会でございます。作成時のみ開催してですね、それ以外ではしていないという部分についてはご指摘のとおりでありますし、私は今のところあえてこの審議会を再招集してみてもらうということは考えていなかったんですが、ちょっと一考させていただきたいと思います。  以上です。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  5番、森藤君。 ○5番(森藤 泰生君)  わかりました。  それでは、今期の計画を実現させ、来期もそうなんですけど、その計画の期間中にその計画内容、目標を達成するように、その計画を形骸化させない方法というのは、どのような方法になるとお考えでしょうか。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  形骸化しない計画についてのご質問でございます。おっしゃるように、総合計画の問題点は具体的な目標というものが設定されていないがゆえに、先ほど来申すように、評価がしづらいというふうになっております。よって、同じような設問を住民の方にアンケートして、その満足度が高くなっている、低くなっているというのが、これが達成度の評価になっておりまして、各いろんな福祉であったり、観光であったり、環境問題であったり、教育であったり、いろんな部分についてですね、同じ質問をしております。実は原課のほうからアンケート調査が出たんですが、やっぱり5年前、10年前と同じ設問をしてもですね、これだけ技術革新であったり、教育においてもですね、スマホの問題が出ているんですけど、5年前、10年前はこれはなかったのにそういう設問が入っていないわけですよね。住民の意見を聞くことは僕は大事かと思うんですけども、それをベースにして達成度を図るということは、一つの指針にはなりますけども、それだけに頼っているという部分はちょっと物足りないのではないのかなと思います。  答弁に戻りますけども、人口が増加し予算もあり、政策的経費に充てられていた時代に作られた総合計画というものは、本当の意味での機能、役割が薄くなってきているのではないかと思っております。また「解決すべき地域の問題・課題の拡大・深刻化」が進む中、総合計画基本的スタンスは、選択と集中及び施策展開の戦略性へと大きな変化を求められていると考えております。  今後求められております施策展開の戦略性では、中長期の時間軸で解決すべき課題に対し、個々の施策の実施効果を連鎖させ、段階的により具体的な目標を実現させるシナリオの構築が重要であろうと考えております。  以上です。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  5番、森藤君。 ○5番(森藤 泰生君)  今、答弁の中にありましたように、社会変化が激しい、それだけに計画期間の途中での再評価というのも必要ではなかろうかと思っております。しっかりとご検討いただきたいと思います。  それでは、先ほど答弁の中でもございましたが、平成23年の自治法改正から町の基本構想の策定義務がなくなっておりますが、第5次総合計画を策定するお考え、先ほど答弁いただいたような気もしますが、よろしくお願いします。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えいたします。「第5次琴平町総合計画」の策定はということでございますけども、「第5次琴平町総合計画」の策定については、今までも答弁いたしましたように、これまでの総合計画のようなものは作成の必要はないというふうに考えております。
     かつて、総合計画は自治法においてその基本部分である「基本構想」において、議会の議決をいただいた上で定めることが義務づけられておりましたが、平成23年の地方自治法の改正によりまして、この策定義務はなくなりました。総合計画の策定は市町村の独自の判断に委ねられておるのは、先ほど議員の質疑の文言の中にあったとおりでございます。  そこで私は、先に申しましたように、町民の皆様とともに、まずは10年後を長期と考えました琴平町の2030年琴平町の姿が見えるような、琴平町の町づくり計画的なものを作るべきというふうに考えておりますので、十分内部のほうでまだ詰め切れていないのですが、私の考えとしましては、総合計画的なものは作りますが、今までどおりの総合計画では物足りないというのが私の考えであります。 ○議長(安川 稔君)  5番、森藤君。 ○5番(森藤 泰生君)  私も同様の考えを持っております。これまでのような総合計画では、本当に余り意味が薄いと思っております。しかし、目に見えるものでなければ管理できないと思いますので、しっかり計画のほうは立てていただきたいと思っております。  それでは、現在、私が考えますには、先ほども申しましたけども、町の課題の緊急性とか重要性というのを考慮した基本方針、重要方針に従った計画が求められていると思いますので、どうぞご検討いただきたいと思います。  それでは次に、計画の中身と期間について質問いたします。町長の公約に対する住民の判断、すなわち町長選挙の結果というものは住民アンケート同様、大変重いものであると考えますが、次期計画と公約の整合性をどのように考えておられますでしょうか、お尋ねいたします。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えいたします。この総合計画についてですね、この第4次の琴平町総合計画には、平成23年3月の当時の小野正人前町長の写真が載っているものでございまして、小野前町長の方針のもとで作成され、また当時は当選後ですので、小野町長にとっては自分の思いというものがこの総合計画には入っていると思います。思いますというか入っています。それについて今議論しておりますけど、この小野町長が作った総合計画と私の公約とのマッチングの話と、それと4年任期という部分があると思いますけども、その辺については、正直、マッチングし難いとはいえ、総花的ですので、書いていることには全く問題はないんですが、ちょっと目標の部分であったり、総花的になっているというのは否めないのは、今まで議論したとおりでございます。  私がいつまで町長を務められるかはわかりませんけども、先に申しましたように、より良い町づくりの指針となる計画を作るべきだと思っておりますし、ただ、長期計画が、町長が就任するのが昨年の6月でしたので、それからまず頑張って作ったとしてもちょっと予算的にも時間的にも難しいし、本来ならば、今年度に作って、それでも何期後の分でいうと難しいんですけども、ちょうど来年が2020年ということもありますので、2030年という10年刻みの町づくりの一つの長期計画は来年度作った上で、5年という一つの、長期計画は10年、中期計画を5年、そして2年か3年の間でできる短期計画みたいな3段階は必要ではないかなというふうに思います。  公約のマッチング等については先ほど来議論しておりますように、あえてその時の町長が使えるんだったら使えるような町づくり計画であったり、変更するんでしたら変更するというような形で、その時々の首長の考え方に委ねるのもありかなというふうに考えます。  以上です。 ○議長(安川 稔君)  はい、5番、森藤君。 ○5番(森藤 泰生君)  大分謙遜されているのか、公約が計画にうたわれないのでは何のための公約なのかということになりかねませんので、整合性を図っていただきたいと思っております。期間も、今、2020年から2030年の10年間と、その中で5年とか、2、3年刻みという話ですけれども、その5年とか10年とか切りがいいですけども、それは特に根拠はないと思いますので、それ自体、長期計画を短くするというのもあろうかと思われます。  次の質問に移ります。琴平町は、「まち・ひと・しごと創生法」に基づきまして、琴平町の持続的な発展に向けた総合的な施策展開を位置づける「総合戦略」を平成27年から策定しております。この計画は、計画の基本目標具体的施策に数値目標を設定しておりまして、これを用いた進行管理を行うことが義務づけられております。  そこで、総合戦略目標達成度と評価をお示しください。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  「まち・ひと・しごと創生総合戦略」についてのお尋ねでございますが、これは令和元年11月12日、先月でございますけども、琴平町まち・ひと・しごと創生有識者会議を開催いたしまして、大変多岐にわたる部分でございますので、資料という形で別紙のとおりで数値目標の達成度と評価をお示ししております。  以上でございます。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、5番、森藤君。 ○5番(森藤 泰生君)  前もって、このKPIの一覧表、評価の文書をもらっておりますけれども、ほとんどの基本目標が三角印と取り組み中、成果なしということになっておりますけれども、年度末までに目標未達の施策につきまして、テコ入れを行うものかお尋ねいたします。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  大変答弁しにくいんですけども、ご質問の年度末までのテコ入れ策については、現実、残り3カ月しかないことから、特にこれというものがないというのが現状でございます。  以上です。 ○議長(安川 稔君)  はい、5番、森藤君。 ○5番(森藤 泰生君)  残り3カ月しかないからできないということでしょうか。  それでは、今年度、有識者会議は何回開催されておりますか。   (「担当課長企画防災課のほうから」と言う者あり) ○議長(安川 稔君)  はい、企画防災課長。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○企画防災課長(造田 泰君)  お答えいたします。先ほども町長が答弁いたしましたとおり、今年の11月12日に有識者会議を1回開いております。この有識者会議につきましては毎年1回開催いたしまして、その年度の達成度の報告を有識者の皆さんにご報告させていただいておるところでございます。  以上です。 ○議長(安川 稔君)  はい、5番、森藤君。 ○5番(森藤 泰生君)  昨年度の内容を検証するのに、1回目が年度が替わって8カ月が過ぎた11月に検証されているということでございますけども、比較するのもなんですけれども、他市町の前年度の成果検証を行う第1回目の有識者会議というのは、6月、7月に開催されるのが多くございます。その11月になった理由というのをお聞かせください。   (「担当課長から」と呼ぶ者あり) ○議長(安川 稔君)  はい、企画防災課長。 ○企画防災課長(造田 泰君)  お答えいたします。なるべく早く開催したいというのは我々も感じております。ただ、その報告する数値の精査がやはり遅くなるのと、開催して集まっていただく委員の皆様のご都合等を聞いておりますと、どうしても遅くなってしまったというのが実情でございます。  以上です。 ○議長(安川 稔君)  はい、5番、森藤君。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○5番(森藤 泰生君)  令和元年度が総合戦略5カ年計画の最終年度ということになっております。それにもかかわらず、成果を上げるためのテコ入れをしないということですけれども、取り上げられている事業自体に地方創生の効果が乏しいと判断しているからなのか、もしくは交付金が付かなかったからなのか、でもこれは建設的に聞いているんですけども、地方創生の効果が乏しいというなら、本当にもうする必要は余りなかろうかと思われますし、財政的な裏付けがないようでしたらそれはできません。しかし、残り3カ月しかないからできないというのは、ちょっといかがなものかと思いますが、どうでしょうか。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  ご指摘のように「まち・ひと・しごと」の総合計画、第1次が今年度で終了で、第2次が次年度から始まるということで、国のほうもですね、私もですね、前になるんですかね、片山さつき内閣府の担当大臣を迎えてのセミナーがあった時にですね、国としては今年度で終わる中で、予算の問題であったり、今、議員のご指摘にあるように、地方創生各市町村から出されてくる効果について、大変丸とバツと三角があるというふうな話がありまして、第2次についてはしっかりと予算確保した上でですね進めていきたいので、どんどん募集して、どんどん上げてほしいというような話があった点と、ただ、ご案内のようにですね、地方から上げてもなかなか書類であったり、申請書ではねられるケースが大変多ございまして、それはもっと事前に十分霞が関と協議した上で出してほしいというような話も出ておりました。実際のところ、どこの市町も多くて2分の1という部分で、大変有利な財源であったり、事業の財源になるということから、多くが手を挙げるんですけども、なかなか逆に曖昧なところがありですね、国のほうに採用されるかどうかが難しいところがあるところでございます。  それとご指摘の部分については、正直なところ、十分現在の目標であったり、KPIについてもですね、若干現状の中でも、もうちょっと無理でないかなというのであったり、テコ入れ策ということで、今からですね、特殊出生率を上昇させる施策はどうかとやったり、琴平町民が少しでも増える方法を考えるということで、正直3カ月ではできないというのは、そういうもう少し精査をしていない部分はあるので、それについては、先ほどご指摘があったように、有識者会議を含め、またはそれに代わるような内部協議も体制ができていないのかなというのは私も反省すべきところかなと思いますので、今年度1次が終わりますので、次年度、第2次がすぐに始まりますので、その辺を含めて、この計画内容も弾力的に考えていきながら、また運用についてもですね政策や施策等にも反映できるように、少し体制作りについては検討していきたいなと思いますので、ご指摘については真摯に受けとめたいと思っております。 ○議長(安川 稔君)  はい、5番、森藤君。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○5番(森藤 泰生君)  計画の策定、検証につきましては、大変多くの労力と多額の費用も掛かります。琴平町の職員数もぎりぎりの状態で事務をされていると思いますし、であるからこそ、その場しのぎの形だけの計画とか、形だけの会議とか、町民からの反応も無いと、こういうことが起きないように、一つ一つの仕事を丁寧にして、実を結ぶものにしていっていただきたいと思っております。何度も申し上げますけども、次期の町づくり計画につきましては、シンプルで強弱のついたものになりますことを期待しております。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  先ほどの総合計画と、今ご指摘のまち・ひと・しごとの部分で、せっかくのお問い合わせなので、私の一つの考え方ですから現時点での考えなので変わるかもしれませんけれども、一番大事なといいますか、懸案事項は人口減少でございます。このまち・ひと・しごとはいわゆる都市消滅、そこから始まった部分で、国が地方創生と叫び出したのはご案内のとおりでございますが、私が一番懸念しているのはですね、この人口の将来展望のビジョンの中で、現在ですね、2030年の時点では、人口がですね、社人研ですね、国の機関の見込みでは、7,383人で、町の目標としては、7,952人になっておりますが、来年がですね8,657人で、町の目標が8,876人ということでございます。何が言いたいかというと、非常に、もう既にたった3年、4年で町の予定より低い状況で、国の見込みどおりに推移しているというのが現状であります。   (「社人研より低くなっていますよね」という者あり)  そうです。ですから、これは先ほど申しましたように、総合計画というものと、まち・ひと・しごとをリンクした上で、例えば10年後の目標がありますように、2030年の7,952人、いわば8,000人ですよね。8,000人にするためにこの10年間でどうするかというふうな、そのために各分野で目標値を、そのための施策でやるという、そういう計画が一番分かり易いし、各担当もですね、みえるのではないかなと考えております。これは私の現在の構想でございますし、この件につきましてもですね、我々も本当に真摯に、先ほどの「まち・ひと・しごと」のあり方についてのご指摘がありましたけども、やっぱり人口対策についてはですね、社会増減、自然増減、特に自然増減につきましてはですね、昨日もちょっと申し上げましたように、近隣のまんのう町や多度津町に比べても大きく子どもの出生数が低くなっているということで、余計に死亡される方の数と生まれる子どもさんの数の差が広がっているというのは大いに懸念しているところであります。是非とも、この辺については、ちょっと私も就任して1年半の間いろいろしておりますけれども、やっぱり軸の部分はここかなと思いますので、是非議会のほうでも調査・研究をしていただいた中で、この対策については是非真剣に取り組んでいきたいと思いますし、また今後ともよろしくお願いしたいと思います。  以上です。 ○議長(安川 稔君)  はい、5番、森藤君。 ○5番(森藤 泰生君)  大変難しい問題ではなかろうかなと思いますけれども、しっかり取り組んでいっていただきたいと思っております。  次に2番目の質問になりますけれども、これも総合計画と関連があるものだと思っております。それでは質問に入りたいと思います。  次に、スマートウェルネスシティについての質問のような形をおかりしまして、提案をさせていただきたいと思います。  去る11月20日、総務産業経済常任委員会・教育厚生常任委員会と合同で新潟県見附市に行政視察に行ってまいりました。そこでスマートウェルネスシティについて学んだのですが、その目的、実効性、成果を聞き、大変感銘を受けましたので紹介させていただきます。  とは言いましても、施策は多岐にわたり簡単に説明するのは難しいのですが、かいつまんで申し上げますと、スマートウェルネスシティとは、個人が健康で生きがいを持ち、安全・安心に豊かな生活を営むことができること、これを町づくりの基本に据え、政策を連携しながら実行することにより、最新の科学技術や科学的根拠に基づく持続可能な新しい都市モデルの構築を目指すものでございます。  要するに、住民の健康を施策の中核に据え、道路、景観、公園、交通、経済活動、産業育成、地域交流、ごみの減量化、省エネ、教育等、全ての施策を連携させる政策でございます。これにより一つ一つの施策が確実に積み上げられ、大きな成果を出しております。例えば、人口4万人の見附市では、高齢者の介護費用が住民一人当たり年に1万2,000円、合計5億1,000万円削減されております。大変な額だと思います。  また見附市では、3つのコンパクトシティが形成され、自治会等の地域コミュニティが維持されております。コミュニティバスが走り、公共交通が整備され、中心市街地が活性化し、地域包括ケアシステムが構築され、世代別のライフスタイルに応じた住居の住みかえ、転居を誘発する住宅施策等が行われております。新潟県の中央に位置する地理的にも大した特徴のない町だっただけに、大変驚いておる次第でございます。  町づくり計画も50年後を見据えたグランドデザインがされておりました。  人口目標も、先ほどありました社人研比を大きく上回っております。  このスマートウェルネスに取り組む自治体は全国で毎年増加しておりまして、今年80を超えたそうでございます。  ちなみに、このスマートウェルネスシティに取り組む自治体のホームページをいろいろ見てみたんですけれども、どの町も自治体独自の施策が多く紹介されており、大変中身のあるホームページでございました。  そこで、町長にスマートウェルネスシティについての所見をお尋ねしたいと思います。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、町長。
    ○町長(片岡 英樹君)  スマートウェルネスシティについてのご質問をいただきました。スマートウェルネスシティといいますのは、正直、私は存じ上げておりませんでした。今回の質問を受けましていろいろと調査をさせていただきました。  このスマートウェルネスシティにつきましては、平成23年12月に内閣総理大臣が「健幸」、健幸というのは健康の「健」に「幸せ」と書いて「健幸の長寿寿命を創造するスマートウェルネスシティ総合特区地域活性化方針」を決定いたしまして、その目標として、自律的に歩くということを基本とする「健幸」な町を構築することにより、健康づくりの無関心層を含む住民の行動変容を促し、高齢化・人口減少が進んでも持続可能な先進予防型社会を作り、高齢化・人口減少社会の進展による地域活力の沈下を防ぎ、もって地域活性に貢献することとしております。  本町としての取り組みとしては、現在は行えておりませんが、琴平町の特徴といいますとこんぴら参拝、まさに歩いてしかできないということは逆に強みと考え、歩くイコール健康という基本理念は大いに参考になると思います。歩きたくなる町づくりという一つのキーワードも本町にはマッチするであろうと思いますし、また、そういう健康づくりに対する、町が発信することによって、住民福祉向上や、先ほどご指摘があったように、医療費の削減、また町づくりだけでなく、人の繋がり等々、先進地の事例等も参考に調査研究していきたいと思います。  毎月ですね、いろんな雑誌とか資料がある中に、まさに今ご指摘のですね見附市長の記事もたまたま通告後にいただいて、議員の皆さんが研修されたので、私がここでどうこう述べるつもりはないんですけども、結局、先ほどの総合計画と関連するというので、先ほどの「まち・ひと・しごと」の有識者会議の中でいろんな意見をいただいたんですけども、一体琴平町はどんな町を目指すのかということをはっきりさすことが一点と、それはある意味住民を巻き込んで、町全体でみんなが取り組むような、そういう施策が必要ではないかというご指摘をいただきまして、これはまさにそのとおりであります。そういった意味で言いますと、先ほど申しましたように、歩きたくなる町づくりであったり、私は今、いろんな一つのキーワードを考えているんですけども、あとは文化だと思います。琴平町というのは歴史と文化が、近隣の市町云々じゃないんですけども、非常に特徴があるので、文化・芸術に特化している町もありますし、教育で言うと、教育面でもそうだと思いますし、何かあれもこれも総合計画というのは総花的にせなあかん部分はあるんですけども、その中でこの町ってこうだと、琴平の場合は、琴平町イコール観光地というのが物すごくべったりであるんですけど、それは当然これまでの歴史があるので否定はいたしませんが、それだけでは、先ほど申しましたように、観光対策だけで、それはしないといけませんが、それだけでは人口対策としては厳しいというのは先ほど申し上げたとおりだと思いますので、観光地としての施策とですね、自治体、住む町としての施策というのは分けた上で情報発信をしていただければですね、この町は今後、まさに持続可能な町としては厳しいのではないかというのは、これは私が就任以来議員の皆さんにも申し上げたとおりでございます。それが何かということについてはですね、そろそろ固めないかんと思いますし、またこれは私が一人で決めるよりも、住民の方々とともに考えた中で上がってくるほうが、やっぱり巻き込んでいくにはいいのではないかと思いますけども、今回のスマートウェルネスシティについてはですね、私も非常に関心が高く持っておりますので、今後の視察、また勉強会等にも積極的に参加してですね、大いに参考にしていきたいというのが所見でございます。  以上です。 ○議長(安川 稔君)  はい、5番、森藤君。 ○5番(森藤 泰生君)  このスマートウェルネスシティというのは健康づくりという、住民全員に係わることでございまして、町の施策の中核に据えやすいものかなと思います。それでいて大変新しい、先ほど申しました、科学的な検証、技術を用いて、それがどう成果を結ぶかということまで研究されておりますので、是非町づくりの計画のヒントになろうかと思いますので、是非研究していっていただきたいと思っております。  それでは次の質問にまいりたいと思います。  次に、児童・生徒のスマホ使用につきまして教育長に質問いたします。  一つ目の質問でございますけれども、これにつきましては、昨日山神議員さんが同趣旨の質問をされております。その答弁もお聞かせいただいておりますので、それとほぼ同じ答弁をいただけるということでよろしいでしょうか。  それでは答弁をいただいたということで進めてまいりたいと思います。  その答弁の中で、スマホ、ネットができる限り子どもたちに悪影響を及ぼすことのないようにご指導いただいているということで理解しております。  スマホを介して犯罪に巻き込まれない、人を傷つけない、また傷つけられないという指導についてはわかるような気もします。  でも一方で、大人にも通じますけども、この使用者自身がSNSにとらわれてしまわないようにするにはどうすればいいのかと、すなわちネット依存にならないためにはどうすればいいのかという問題を少し掘り下げていきたいと思います。  一番悪影響がないのは、スマホやネットから遠ざかるということですけれども、今さら過去に戻ってスマホ、ネットがない世の中に戻るわけがございません。といいますか、将来的にはさらにこれは進んでくるものと思いますので、遠ざけるというのはもう現実的ではないのではなかろうかと思っております。これは子どもも同様でございます。  それならば、スマホ、ネットと上手くつき合っていくすべを身につけていくほかないのかなと思っております。  大人もそうでございますけれども、SNSに上げるために食事をし、イベントに参加し、旅行に行き、偽りのコメントを書き、感動した振りをする。偽りのフェイクライフをSNSに上げ、承認欲求を満たそうとしている。そういったマイナス面がある一方で、「死ぬこと以外かすり傷」の著者の箕輪厚介さんがテレビの中で言っておりましたけども、今の若い世代の中では、もうフェイスブックとかツイッターをしていないとか、それで友達、フォロワーがいないという人は周りから見ると、この人は何かあるのかと思われ、信用できないんじゃないかと、そういうふうにも捉えられると。だから僕らの世代よりも本当に若い世代になるとそれが当たり前なので、それをしていないこと自体のほうが、これ何かあるのかと思われると言っておりました。インタビューの中で、その箕輪さん自身も、自分はミクシーで免疫ができたので、このツイッターの海に溺れることなく済んだと言っておりました。要するに、SNSに使われるのか、SNSを使うのかということです。手なずけられるのかですね。ということだと思います。ただただ、ネット、スマホは恐ろしいとか、気をつけなければならないと言っているのは、このスマホやネットの正体がわからないから、ただ恐ろしいと言っているのかなとも思われてきます。本当に幽霊の正体見たり枯れ尾花ですね。実は正体を見たら大したことはないかもしれませんけれども、わからないから怖い、怖いと、またそういう指導がなされてはないと思いますけど、そうではいけないと思います。  まずは大人がSNSの正体をきちんと理解することが大切かと思います。そして子どもたちに指導してもらいたいと思っております。  またこれも遊びから、全てそうなんですけれども、子どもたちには小さい時にこそ失敗してもらいたい。これは大人になってやると大失敗になってしまいますので、だからやっぱり全く怖いものだと、なまはげのように怖いぞ、怖いぞとか、そういうのでは指導にならないのかなと思っております。  そもそも、私の考えですけど、教育というのは、子どもたちをいろんな束縛から自由にしてあげることだと思っております。是非子どもたちがSNSを乗り越えられる指導をお願いしたいと思っております。  最近、スマホの学校への持ち込み禁止が社会環境の変化を理由に解禁へと流れが変わってきております。しかしながら、小学生ともなると、年齢的に子どもたちの理解が追いつくのかという問題もございます。  そこで、小学生児童のスマホ使用について、教育長のお考えをお尋ねしたいと思います。 ○議長(安川 稔君)  はい、教育長の答弁を求めます。  教育長。   (「はい」と呼ぶ) ○教育長(篠原 好宏君)  森藤議員のご質問にお答えいたします。児童・生徒のスマホ使用についての私の所見でございます。  近年、スマートフォン等の急速な普及に伴い、ソーシャルメディア等により高い利便性が得られる一方、長時間利用による生活習慣の乱れや、不適切な利用が大きな社会問題として取り上げられております。  本町では、1日2時間以上ゲームをしてる児童・生徒は小学生で22.4%、中学生では43.5%となっており、SNS等を用いた不適切な交際だけでなく、ゲーム依存についても学校や関係機関と連携しながら具体的な対応策を講じていく必要があると考えているところでございます。  学校では、ゲーム依存の防止も含め、SNSの適切な利用の仕方や、問題点などについて警察や通信機器会社等と連携して、ゲーム依存に潜む弊害に関する内容についても一層充実していかなければならないと考えているところでございます。  いずれにしましても、子どもたちがスマートフォンなどの情報機器を正しく理解し使用することができ、学業や健康に影響を与えたり、犯罪等に巻き込まれることがないよう今後とも指導を続けていくとともに、スマートフォンなどを買い与えるのは家庭であることから、保護者にも利便性だけでなく、弊害についてもその内容を十分にご理解していただき、家庭でルール作りを行って守らせるなどのご協力をお願いしていきたいと考えているところでございます。  以上でございます。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、5番、森藤君。 ○5番(森藤 泰生君)  よくわかりました。このSNSで、先ほど申しましたように、自己承認欲求を満たすというのも、もう大分みんな疲れてきているんですね。次は、やっぱりこのSNSを使って自己実現をしようというような段階に入ろうかと思われます。その時に、SNSが怖いという指導をね、本当にまともに受け取る子どもが全然使わなかったと、でもそういう世の中になった時に全然遅れをとって何もできないと、聞いた話では、話はちょっとずれるかもしれませんけれども、地震の時は机の下に潜りなさいという指導を受けた生徒が、運動場に居るのに地震が起きたらどうしますかと言われたら、教室に戻って机の下に潜ると、そういった答えをしたというのを聞きます。本当に素直に言葉どおりにとって間違ってしまうということもありますので、本当に先ほど申し上げましたように、怖い、怖いだけでなくて、きちんと使い方を指導していただきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いします。  以上で質問を終わります。 ○議長(安川 稔君)  5番、森藤泰生君の一般質問は終わります。  ただいま一般質問の途中でございますが、ここで休憩といたします。  再開は10時45分といたします。      休憩 午前10時28分      再開 午前10時45分      (出席議員、休憩前と同じ10名) ○議長(安川 稔君)  休憩前に続き、会議を再開いたします。一般質問を続行いたします。  4番、豊嶋浩三君。   (「はい、4番、豊嶋」と呼ぶ) ○4番(豊嶋 浩三君)  議長のお許しをいただきましたので、これより令和元年12月定例会における一般質問を行います。4番、豊嶋浩三でございます。  本日のテーマは、今、まさに防災から減災に行政施策の意識を転換すべきであるということで、1.令和元年度琴平町防災訓練について、2.ハザードマップの住民周知について、3.学校避難のマニュアルについて、4.避難要支援者名簿及び個別計画について、5.琴平町地域防災計画及び事業継続計画について、以上の質問を片岡町長並びに篠原教育長にお聞きいたします。  なお、通告書の前書き並びに質問については、時間の都合上、読み上げることを省略させていただこうと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  それでは質問席より質問に入らせていただきます。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、4番、豊嶋君。 ○4番(豊嶋 浩三君)  11月12日の町防災訓練の説明会がございました。この時の説明資料及び説明内容について、複数の説明参加者から多くの質問をいただきましたので、その説明を兼ねまして一般質問をさせていただきます。  通告書の質問1におきます質問要旨①から⑤について、一括にて片岡町長のご答弁をいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  ①ですが、災害想定についての質問です。災害想定の質問と、②の防災訓練実施計画の目的、4ページの1について、③の今回の地震による避難想定をしているわけですが、その時の連絡は誰がするか、確認、理解ができているのかという質問。④の全町一斉というのであれば、避難、食料・医療支援などの周知方法を示していただきたい。⑤の外国人、観光客等についての交通・通信インフラの情報提供はどうするのか、以上の5つについて質問をお願いしたいと思います。よろしいでしょうか。 ○議長(安川 稔君)  4番、豊嶋浩三君の質問に対する答弁を求めます。  町長。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○町長(片岡 英樹君)  4番、豊嶋浩三議員よりご質問をいただいている件につきまして答弁いたします。  まず、本年度、令和元年度琴平町防災訓練について、まさにこの12月15日、今週の日曜日に開催いたします訓練についての質問でございます。5つにわたります質疑につきまして一括での答弁をせよということでございますのでお願いします。  まず一つ目の、災害想定についての質問でございますけども、災害想定につきましては、議員からご質問のとおり、より厳しい状況を住民の方々にイメージしていただき、実際の災害時に適切な行動がとれるよう訓練することが重要と認識しております。本年度の訓練は、これまで各小学校区を対象として3年に1回の割合で実施していた訓練から、全町を対象とした一斉の訓練に変更して実施いたします。これは豊嶋議員もこれまで全町一斉で行うべきと言われていたので、その辺はご理解いただけていると思います。本来であれば、議員がご指摘のように具体的な被害想定を設定した上で訓練を実施すべきところではございますが、今回はこれまで訓練してきた自治会ごとの避難訓練と、役場における災害対応の初動を訓練することから、主に役場職員の基礎的な活動を訓練するため、訓練に必要な最小限の想定で訓練を実施することといたしております。そのため、細部にわたる被害想定については設定しておりません。  今後、訓練を積み重ね、最終的には考えられるあらゆる被害を想定いたしました総合的な訓練を目指してまいりたいと考えております。  また、被害想定に関係いたしまして、余震の可能性がある中での集団避難を行う根拠についてのご質問でございますが、琴平町地域防災計画(地震対策編)の第3章、災害応急対策計画、第14節「避難計画」、避難誘導の項目において、できるだけ自治会、町内会、職場、学校等を単位とした集団避難を行うと定めておることから、今回の訓練ではこの部分を踏まえた上で、自治会ごとの避難訓練を計画しております。  2番目の、防災訓練実施計画における、全町の自治会へのついての説明についてのお問い合わせでございます。自主防災会とは、一般的には自主的に組織されるものでありまして、大規模災害に備え、平常時には防災知識の普及や啓発、地域内の危険箇所の把握、防災設備・機器類の点検、備蓄の整備、防災訓練の実施などを行い、災害時には地域住民の安全の確保のため、情報収集や初期消火、救出・救助、避難誘導、避難所運営などを行う組織となっております。  本町の活動状況といたしましては、町職員による防災出前講座や避難訓練、炊き出しなどの防災に関する啓発などを実施しております。  次に、計画3の避難訓練対象の全町民(自治会)についてでございますが、訓練対象を明らかにしたものであり、将来的には全町民の方々に訓練に参加していただき、災害発生時には自らの命を自ら守る意識を持っていただきたいと思っております。ただ、今回は初めての全町一斉の訓練ということで、現在、組織的に活動している自治会を中心に参加を促しまして、今後、これを全町民にも広げていければと考えております。  いずれにいたしましても、今回の訓練で改善すべき事項や助長すべき事項などが明らかになると思いますので、これらを様々な浮かび込むであろう問題点を真摯に捉え、次回以降の訓練に生かすことが肝要であろうと考えております。  3つ目の、今回の地震による避難を想定してですね、安否確認等確認はとっているのかと、とれるのかという質問でございますが、各自治会の避難場所の把握については、今回の訓練は自治会ごとに一時的な避難場所を決定していただき、そこへ避難することと、その後の自治会長などによりまして安否確認を役場のほうにしていただくということを実施していただきます。従いまして、各避難場所は自治会の近隣に所在します、公園、広場、公共施設の周辺を想定しておりまして、自治会として適切で安全な場所を選定していただくというふうに認識しております。なお、町といたしまして、19カ所の指定緊急避難場所兼指定避難所を設定しており、これを自治会で避難場所として選定することも可能としております。  また、今回の訓練では、自治会長から役場に対して電話連絡をしていただくよう計画しております。  4つ目の、避難食料・医療支援などの周知方法についてどうなのかという質問でございますが、今回の訓練においては、自治会に加入されていない町民に対する訓練の周知方法については、10月末に各家庭への個別チラシの配布、また町広報誌たる「ことひら」12月号での周知をおこなしまして、訓練の前日であります12月14日、明日でございますが、広報車によります広報活動の予定をしております。  実際に災害が発生した場合は、議員のご質問にありますように、災害状況、避難食料・医療支援などに関しまして、広報車や町のホームページ、防災行政無線などによる広報、報道機関等の協力を得た広報活動によりまして周知活動を行う予定でございます。  5つ目の、外国人観光者等についての質問でございますが、本町は外国人を含めた多くの観光客が訪れ、観光客の滞在中には大規模地震が発生する可能性も当然ございまして、これに対する対応も大きな課題であると強く認識しておるところでございます。  今回の訓練におきましては、町民を対象とした全町一斉の初めての訓練でありまして、観光客に対する対応の訓練は予定しておりませんが、今回の訓練を踏まえた上で、改正を進めております琴平町地域防災計画の深化を図りまして、パンフレット、チラシ、避難誘導標識などの充実、町ホームページによる広報、報道機関を通じた広報活動によりまして、観光客に情報提供を実施していくようなことを想定しております。  以上、一括にての答弁といたします。 ○議長(安川 稔君)  はい、4番、豊嶋君。 ○4番(豊嶋 浩三君)  たまたまですが、明後日ですね、防災訓練のことでちょっとお聞きすることになりました。毎年のように、100年に一度、1,000年に一度と言われるような自然災害が加速度的に威力を増して日本全土に襲来しているという事実がございます。高松気象台によりますと、先月11月26日、飛行機の上におられたと町長はおっしゃっておりましたが、瀬戸内海地域での内陸型の横ずれ断層型地震というのが発生いたしました。総合センターで大変横に揺れたということをお聞きしております。大陸プレートが大変活発化している中で、これまでの経験から南海トラフの予兆ではと考える専門家の意見も新聞等に記載しておられました。  そこで、いつ来るかわからない災害に備えるための防災を意識した計画や訓練から必ず襲来する災害に対して、減災を意識した計画や訓練に行政施策を転換する時期が、今、来ているのではないかと思いますが、町長ご自身の率直なご意見をまずお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  ご指摘はそのとおりだと思います。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)
     はい、4番、豊嶋君。 ○4番(豊嶋 浩三君)  ご同意いただいたということでよろしいですね。  まずそれじゃあ①の集団避難の根拠についてお聞きいたします。  琴平町内で震度6弱の地震の発生を想定した訓練ということなので、当然、町内の被害状況の想定がなければ、避難経路も住民の災害対応は全く考えられないのではないでしょうか。震度6弱による町内災害状況の検討は行ったのでしょうか。また、単に地震が来たから、防災計画の避難計画で定めているから自治会単位で避難してくださいというのは全く理解ができません。  その点、どういうふうにお考えなのか、町長のご意見をお伺いいたします。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  今回の避難訓練につきましては、昨年は豊岡市長を招いての防災講演会を行いました。その中でですね、一番感じたのは、ご多分に漏れず、とにかく避難勧告、避難指示を出しても逃げてくれない。それとこの夏ですね、各地で発生した時に、報道で流れる言葉、また安倍総理をはじめ国から発せる言葉は、命を守る行動をとってくださいという言葉であることは皆さんおわかりだと思います。じゃあ、命を守る行動とは何かということについて、やっぱり認識が、私どもを含めて、やっぱりその現場にならないとなかなかないということが第一であったり、また先ほど申しましたように、これまで校区ごとにやっていたり、それから私も疑問に感じておりましたけども、地震が起きたらなんで小学校に逃げなあかんのかと、小学校に逃げて、そしてその後という部分で、相当住民の中には地震が起きたら小学校へ逃げるというような認識が強くありました。そこで実は内部の協議、担当者を含め課長会でもですね、この想定については相当議論がありました。ご指摘のように、逃げれんのちゃうか、この役所自体は大丈夫なのかとかいろんな意見がありましたが、いろんな想定を入れてしまうと、例えば自治会への説明会でも、満濃池が決壊したらどうするんやというふうな質問もありました。いろんな想定を入れると、もう極端な話、逃げる以前に何もできないというのが出てしまうので、まずは安否確認であったり、自分の近くに何処が安全な場所であるかということを認識してもらうということを考えました。  先ほど来申しましたように、いろんな問題点であったり、いろんな課題が出るし、いろんなことでお叱りをいただけるというのは私は覚悟した上で、今回の訓練を行っておりますので、まずは全町一斉でやるということと、何かあった時にはお互い、自助・共助という部分でまずは自分で逃げる、逃げた上で、近所の方で「あなた大丈夫やった」と声かけできる、その部分を大きな目標にしておりますので、確かにご指摘の部分については、私も含めて、もう少し想定を厳しくすべきという意見もありましたけど、それは段階的に上げていくべきと判断いたしましたので、今回はこのような内容になっております。  以上です。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  4番、豊嶋君。 ○4番(豊嶋 浩三君)  先ほど、最初の質問で言いましたように、防災じゃないんです。減災なんです。現実に今どのような災害が発生するかもわからないという現実を住民の皆さんにしっかりと考えていただくということが必要なんです。今言ったように、まず震度6弱がきますから避難してください。それで町長がおっしゃるように、小学校へなぜ逃げるかとその根拠もわからない中で、一時避難場所へ逃げてくださいという場合でも、私が6月、9月に一般質問でしましたように、今、町内会、自治会というのはかなり高齢化しておるんです。足が悪い方が大変多くおられます。そういう方にその根拠を示さないと、済みません、町内防災訓練をやりますから一緒に出てくださいねというのも気の毒なんです。自治会長さんもそう言います。そう言っている自治会長さん自体も足が悪いからちょっとなと言うんです。それが現実なんですよ、町長。そういうとこで地域の避難場所へ行っていただくためにはどうするかって、この場合、ここの近くでどういうふうな災害が起きる可能性がある、誰かのどこかの家かで火災が起きる可能性がある、今は昔と違ってバケツリレーなんか言ってないんですよ。家の中で火災が発生した時に、自分の体より上へ火花が上がったときにはもう逃げてくださいというふうなことを言っています。天井まで火が上がったときにはもう消火はできないということを消防庁も言っております。そういうふうな状況の中で、じゃあどうするかという時には、やはりここで、この地域ではこういうふうなことがあり得ますということはまず住民に、そのあたりの震度6弱でどうなるかということぐらいはやっぱり、ある程度の想定ですがということでやるべきやと思うんですけど、その点はどうですか、町長。もう一度お聞きしますが。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  議員がおっしゃることはわかるんですけど、議員の言われる想定というのをもう少し具体的に教えていただければ、想定というのが、例えば家屋が倒れる、ブロック塀が倒れる、火事が発生する、川が氾濫する、いろんな想定があるんですけども、今のご質問は、各自治会というか地域ごとに震度6があった場合に、お宅の地区はこうなりますからということということでしょうか。ちょっと想定という言われることはわかるんですが、それも町中であったり、郊外の地域であったり、いろいろ違うと思うんですけども、それを役場のほうからお宅はこうですということを想定せよということなのか、先ほど申しましたように、私は今回の訓練の目的は、一つは全町一斉でやるということと、何かあったときにお互いに連絡し合うということと、まさに今おっしゃるように、自治会の中で考えていただくということでございますので、逆に厳しい想定をすればするほど、ご質問があったように、避難をし難い方がどうするかということについて、そこまで一気にグレード上げるとは、前の段階が必要であるということで、表現で言うと、ゆるい想定で今回しているということが訓練の主眼とお考えいただきたいと思います。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、4番、豊嶋君。 ○4番(豊嶋 浩三君)  この議論ですけど、今言ったように、私は今回は危機管理アドバイザーが琴平町はおられます。そのあたりで、今言ったように、想定内容という、震度6弱というのは例えばどういうふうな状況になるかということについては、我々素人よりはしっかりと想定ができるわけなんですよね。今特に東京なんかの場合では、首都直下型地震の場合はどうなるかということで、このあたりは大変込み入っているのでこういう火災が発生する場合があるとか、ここには神社がありますけど、この神社は老朽化していますので例えば社殿が倒れるとか、横の石碑の近くは危ないとか、そういうふうな状況がしっかりわかっていることが必要なんです。そこはどうするかとか、こういうふうなブロック塀があるところは震度6弱だったらどうなりますかという、そのあたりまでの、その地域の人々が、こういうことは逃げないかんなというような危機意識を持つような形を避難訓練に入れていただきたい。この12月の防災訓練を何故やるかということについて、今言ったように、いやこれはやっぱりこの時期やからしなあかんというのでするんじゃなくて、時期がどうのじゃなくて、実際にやる防災訓練ならば、そのあたりまでしっかりと住民に危機意識というのが伝わるように是非ともお願いしたいと思います。また後で次の話も出てきますので、ここの話はここまでにしておきますが。  次に②の自主防災会についてですが、今回、この防災訓練説明会の中に自主防災会というのが出てきました。私も今、自主防災隊長をやっております地域の。その自主防災会という存在も余りわからんかったんですけど、この一般的な自主防災会というものについての説明を先ほどおっしゃりましたけど、町内の自主防災会の構成数や内容数、開催頻度、現状における活動状況というのはどうなっておるのか、そのあたりをまず知りたい。町長からお聞きしたい。  またもう一つ、将来的にという答弁がございましたが、それは具体的にいつ、どの時期にというふうなこと、何月何日とまでは言いませんけど、いつ頃までにというのは明確に言っていただかないと、これから後々質問に困りますので、その点よろしくお願いします。   (「担当課長から」と呼ぶ者あり) ○議長(安川 稔君)  はい、企画防災課長。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○企画防災課長(造田 泰君)  お答えいたします。自主防災会の開催頻度とか、そういった細かいデータにつきましては通告にございませんので、ただいま手元にございませんのでご報告できません。  失礼します。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、4番、豊嶋君。 ○4番(豊嶋 浩三君)  いやいや、自主防災会、これは所管はどこがやっじょんですか。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  企画防災課でございます。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  4番、豊嶋君。 ○4番(豊嶋 浩三君)  防災課長、今資料がないと言いましたけど、何回ぐらいやられたかぐらいはわかるんじゃないですか。開催しとるのか、していないのか。今までに自主防災会をことし、今年度何回やられたかぐらいはおっしゃっていただかないと困ります。   (「企画防災課長から」と呼ぶ者あり) ○議長(安川 稔君)  企画防災課長。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○企画防災課長(造田 泰君)  お答えいたします。自主防災会と言いましても、基本的には自治会の中で自主防災会を組織したいと申請していただいているところに対して、町といたしましても講演であったりとか、説明会を行っておるというところでございますので、ちょっと回数というのは現在申し上げられませんが、今年につきましても、何度も自治会のほうに出向きまして講演、説明会等は開催はしております。  以上でございます。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  4番、豊嶋君。 ○4番(豊嶋 浩三君)  じゃあその自主防災会のテーマは何でお話ししたんですか、そのテーマについてお話しください。   (「担当課長から」と呼ぶ者あり) ○議長(安川 稔君)  はい、企画防災課長。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○企画防災課長(造田 泰君)  お答えいたします。テーマにつきましては、それぞれの自主防災会のほうがこういったことについて話してくださいということですので、防災訓練のことであったりとか、自主防災組織の機材の整備のことであったりとか、その時によって変わっております。  以上です。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、4番、豊嶋君。 ○4番(豊嶋 浩三君)  それではこの自主防災会というのは、地域の自治会単位でということですけど、地域住民の誰を目標にしてやられたんですか。私は先ほど言いましたように、自主防災の隊長をやっていますけど、こういう防災会をやった記憶がないんですけど、その点、誰に対してそういうふうな周知をされておるのか、その点をもう一度お願いします。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  これは今まさに議員がおっしゃるように、自治会のほうからこの件について聞きたいということで、町の担当職員が出前講座という形で自治会に行きましてお話をするというふうになっておりますので、町から呼びかけるというよりも、申請と言いますか、要望があったところに出前講座というふうになっておりますので、この自主防災会という言葉のことで多分議員さんは拘りがあるようでございますけども、このあたりは自治会というのと、自主防災組織ということを混ぜたもんの表現であるということはご理解いただけたらと思います。 ○議長(安川 稔君)  はい、4番、豊嶋君。 ○4番(豊嶋 浩三君)  今、町長もご存じのように、自主防災組織も全町にないんです。自治会も減っています。そういうところで、今言うふうに、どういうふうにこれから先、自主防災組織を増やしていくというような予定があるから、今言ったように自主防災会議なるものを作っていこうとしておるわけでしょう。これからどうするかということについては、今回はこれ以上は聞きません、時間がないので。ただやはり、なんでこれにひっかかったかというと、こういうふうな会を作るという意識があるのならば、やっぱりもう少し、言われて希望者だけに行ってするんじゃなくて、こういうふうな会をしますっていって地域で、その自治会に入っていない方も含めて、各地区でやるように是非ともお願いしたいと思います。  この中で、先ほどお答えいただいておりません。将来的には全町民の方がに訓練に参加していただきたいということを、全町一斉であるにもかかわらず、今回は自治会というのを括弧で入れていましたので、将来的とはいつ頃に全町一斉にするつもりなんでしょうか。そのあたりをお願いします。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  このご指摘の部分は、一番大きな琴平町にとっても、避難訓練であったり、いろんな分について全町民でという部分については、6割程度しか自治会に加入してないという現実の中で、大きな課題でございます。このことについても、ご指摘のように、4割の方はどうするんだという分はございますけども、結局、先ほど申しましたように、私がこういう発言をするのは非常に問題があるかと思いますけど、ただ避難訓練をしませんか、避難勧告、避難指示が出ても逃げていただくかどうかというのは、先ほど来議員がおっしゃるように、住民の意識の問題でございますので、例えばこの自治防災会についても、こういう機会を通してですね、うちの自治会でもちょっと勉強をしようかとかを考えていただくきっかけになればと私は思っておりますので、なかなか呼んでもないのに、例えば昨年も講演会を行ったように、意識がある人は出てきてくれるんですけど、意識が高くない方にこういうことを進めてもですね、現実問題として上がってこないというのが現実というふうにお考えいただいて、まずは今、自治会に入っていただいている方から進めていくということで、一気にやりたいと、一気にやるべきだという議員のご指摘は、私はそれも当然わかっておるつもりですけれども、何度も申しますが、段階を踏んでいかないと、一気に急にやっても混乱を招くことでございますので、今回はいろんな問題、課題が出ると思いますので、その問題、課題をもって次へのステップに生かしていくということで、腹をくくっておりますので、よろしくお願いします。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  4番、豊嶋君。 ○4番(豊嶋 浩三君)  私は初めに町長にご質問したのは、防災から減災にというお話でご同意をいただいたじゃないですか。今、現実にある危機というのは、本当に実際の話、毎年台風が来た時に、今年の分でもそうですけど、関東のほうにいきました。去年は真備のほうにいきました。こういった状況がいつ香川県琴平町にくるかもわからないという状況の中で、いやこれはこれから順番でとかいうふうな状況ではないということをまず職員が認識するべきであると。私が通告書に書いてありました、正常性バイアスという言葉を書いてあったと思いますが、ご存じでしょうか。これは今回の災害の時に、これまで生涯において今まで生きてきた中で生命の危機が自らに降りかかるというような現実に直面したときに、自分は大丈夫というふうなことを考えるという判断行動をされた方が今回の台風19号の時に、自動車の中とか避難のところで大変お亡くなりになったという事実がございます。今まで一遍もそういったような災害がなかったところの方が一番危ないんです。これはこのあたりはそんなにというふうな状況の中での災害の時に、やはり命の危険というのは多分多くなってくるということだそうです。  やはり町長、今私が初めに言った、防災から減災にというような意識の転換というのは、まず町の職員の中で、住民に対して危ないぞ、危ないぞというような、そういうオオカミ少年になりなさいと、危機意識を持ちなさいじゃなくて、まずは行政の方がその危機意識をもって、住民のこういった避難の時にしっかりと想定なり、このあたりはこうですよということで避難をお願いしますというふうに、そういうふうな形でせんかったら、それを町長もおっしゃったじゃないですか。避難をしてくださいと言っても避難してくれん。皆さんそうなんです。その正常性バイアスという、その今このあたりは大丈夫だという意識が物すごい高いんです。警察官を呼んでこんかったら一緒に逃げてくれないという状況が今続いている中でね、どうするかというところをまず行政がそれに対して、住民に対してその理解を深めていただくためにはどうするか、それを僕は今回言いたかったんです。だからこのあたりの話をどうするのか、危機意識を持っていただきたいということを言いたいわけでございます。  時間的に次の避難場所に移らせてもらいます。  ③の避難場所についてですけど、自治会長が緊急時、一時避難場所を決定して、その上安否確認まで計画内容に内包している状況でございます。これこそ余りにも無責任な訓練計画ではないかと私は思っております。余震や火災等で避難している時の住民に被害があった場合はどうするんですか。そのあたりの考慮はあるんでしょうか。災害に対する知識、情報も少ない自治会長さんにそこまでの判断を委ねることはいかがかと思いますけど、そのあたりはどうでしょうか。ご意見をお聞きいたします。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  これは今ご指摘のように、余震であったり、また火災が発生した場合とかいうふうに条件を入れれば入れるほど複雑化します。ですので今回は簡単にしました。それから、ずっと議員にご指摘いただいている要支援者の部分も含めて、結局先ほどもおっしゃるように、今何が問題かというのは、町民の方々に以前より相当、多分3年、4年前よりかは危機意識は上がっていると私は思います。ただ、逆に今だに、いや琴平は大丈夫と、琴平は災害が少ない町だからうちは大丈夫という方もいらっしゃるのも事実だと思います。ですから今回は、そういう逃げるということを主眼にしておりますので、その火災が発生する、余震が発生する、ということは、ただ逃げてくださいと言うだけの避難訓練を想定されなかったら、逆に議員がおっしゃっているのは、こうした場合はどうする、どうするとおっしゃいますけど、じゃあ現実はどんな避難訓練を想定されているかというのがちょっと私にもわからないので、その辺も具体的に決め過ぎると、かえって地域によって、例えばよく聞いたと思います。水が出て洪水が出るのに何で下櫛から象郷小学校に逃げないかんのやというのもいっぱい出たと思いますから、そういった面でより現実に近い形で、まずは近くの人だけでも、「あんた、大丈夫やったん」と声をかけるような認識がないと、今回ですね、一覧表の中で自治会のどんだけの人が参加したかとか、いろんな報告書の紙を作っていただいた中で、ある自治会の会長から、うちの自治会は何人おるか知らんがというふうな質問もありました。ですからそれぐらい現状の中でもですね、残念ながらわかっていないことについて考えていただくというきっかけ、それから一時避難所でうちの近所についてどこが安全かということについて自治会内で一緒に考えてもらうということも、実は今回の主眼であります。6年前か7年前でしたか、には一度決めましたけど、それも大分忘れていたり、周知ができてないところもありますので、今回はそういうことを主眼に押しておりますので、今おっしゃるような余震、また火災、いろんな想定があると思いますけど、それを入れると複雑化しますので、そうなると避難訓練自体ができなくなってしまうのではないかなというふうなのがありますので、まずは避難ということ、逃げるということを訓練するということは、避難勧告であったり、避難指示があったときに逃げるということへつながる第一歩と考えておりますので、ご理解をお願いしたいと思います。   (「はい、議長」と呼ぶ)
    ○議長(安川 稔君)  はい、4番、豊嶋君。 ○4番(豊嶋 浩三君)  理屈としては通っているんですけど、町長。今回の防災訓練は地震なんです。地震の時に何をしないといけないかというのは、まずは家から出なさいということなんです。何も小学校まで逃げて来いというのじゃないんです。地域でどこへ逃げるかというのが一番の問題なんです。今回のこの問題である自治会長さんのお話を又聞きぐらいですけど、聞いたんですけど、どこに逃げるのかなと思ったら、もう空き家になってるところで地域のコミュニティの人が集まる場所があるので、そこに逃げますというところがあったそうです。それってどうですか、町長。そこへ逃げ込んで皆さん入って、わざわざそういうふうに古民家のところへ行って、もっと余震がきた時にはどうなるか。じゃあ皆さん他の人は何かを言うかと思ったら、いや私のところにそんな地震はこうへんと思ってそこへ逃げるというような状況だと私は思っているんです。緊急時の一時避難場所というのは、そういった余震とか火災の場合に、まずそこで地域の住民の生存を確認する場所やとするならば、その想定、家から出ないかんぐらいの想定ぐらいは住民に理解していただかなかったら、そのあたりを啓蒙していかなかったら何もならんじゃないですか。私が町長に今言った中で、いやそんなことは煩雑になります。いやそれは全体からいうんであって、その地区地区で考えていただいて、じゃあ何処に逃げたらいいですか、そしたら近くの神社に逃げませんかと言った時に、神社はもう老朽化しておって震度3か4ぐらいで社殿が倒れるとか、横の石灯籠が倒れるという可能性もあるんです。じゃあ何処へ逃げるかということについては、住民の、例えば自治会長さんからそれを聞いて、危機管理アドバイザーさんがおられるんですけど、その辺りでここはどうですかという話を、やっぱりそのあたりができてからの避難訓練でなかったら何にも意味がないと思います。私はそれを言いよるんです。だから避難訓練をするならそのあたりをしっかりとお願いしたいと思います。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  今まさに議員がおっしゃったようにですね、そういったデータを集めるのも今回の目的でございまして、勿論今事例でありました空き家であるところを避難所にした場合というデータもAという自治会があった場合、それについてもですね、勿論検証した上で、今言う担当者であったり、危機管理アドバイザーがそこに行って、ここではなくてもっとこっちがいいんじゃないんですかという、そこから議論が始まっていくと思います。今回そういったことで、いろいろ考えていただいているということも大事だと思いますので、先ほども言いました、今回そういった問題点であったり、考えてもらうということが主眼でございますので、今まさにそういうふうに空き家を設定としたということは問題であるということを、またさらに町のほうからアドバイスしないと、全自治会に行ってするとこれは何年もかかります。それを今回考えてもらったということで、一つの一覧表ができる。また考えてくれていないところも出てくる。参加しなかったところも出てくるというところで、やっぱり全町一斉にするというところは、ここでこういうことを言っちゃいけないかもしれないですけど、恐らく結果として参加者が少ない可能性も高いと思います。これは多分、恐らくまた住民の方からも、いろんな方からもご非難はあるかと思いますけども、それを恐れていては何にもできないので、まずはやってみるということからしておるので、段階的にやるということについては遅いんじゃないかと、物足りないというご指摘はわかっておりますけども、まずは今回はそういうふうなことを考えていることを、しつこいようですけども、ご理解いただきたいと思います。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  4番、豊嶋君。 ○4番(豊嶋 浩三君)  今回、これだけ町長と議論いたしましたので、次回にはこのあたりはしっかりと改善ができて、また防災訓練を来年度はできるんじゃないかと思っておりますので、ご期待いたします。  次に、自治会の非加入住民、自治会に入られていない方々に対して、一体何を広報するつもりなのか。自治会に入っていないのですから、自治会長が誰か、先ほど言いましたように、入っておる人が自治会長が住民の何人入っておるかわからへんところもあるというお話でしたけど、逆に、今言ったように、自治会に入られていないような住民の皆さんが、じゃあ誰が自治会長なんだというものがわからないのに、そういった方々にどういうふうな参加の仕方をしていただくというふうに考えておるんですか。単に自治会に入られていない方に、いや今までに広報で配りました、前の日には広報車を走らせますで、それで全町一斉と言えるんでしょうか。そのあたりはどのような町の対応をお考えになっておるのか、そのあたりを町長にお聞きいたします。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。その件につきましては、先ほども申しましたように、課題であるとは思っておりますけども、現実問題として、逆にいいアイデアがあったら教えてほしいぐらいでありますけども、じゃあ4割の人を放っといとんか、いうわけではございませんが、私は何度もよく言っていますけど、福祉と防災というのを軸にしていかないと、その地域のコミュニティを作れないということですから、まあ言えば、困った時だけ大騒ぎする前に、こういう訓練とか、いろんな事前の活動の中でですね、少しでも意識を持ってもらうということがあると思います。クリーン作戦をしてですね、たまたま町であった人に、今日クリーン作戦に私は出ていないわ、悪かったなという意識があって、来年は出ますねというのがあると思います。本来は全町でやるのが当然、全員の方が逃げていただくのは当然であると思いますけども、もう何度も申し上げますけども、少しでも意識を変える、意識を考えてもらうということが大事だと思いますので、十分な対応はできていないというのは承知の上でございますので、またこれについてもまたいい方法とか、アイデアがありましたらまたご教示いただけたらと思います。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、4番、豊嶋君。 ○4番(豊嶋 浩三君)  だから私はこの6月か9月に町長に言ったじゃないですか。自治会に入れない方々が大変おられるんです。4割ね。そういった方々に、そういう枠を超えた琴平町のSNSを使った琴平町のそういうSNSの自治会はどうですかと言ったら、いや、そんなん根拠が違うと、今自治会がどうなっているかということについてと全然違うと言って蹴られましたけど、現実にそういったとこで入られていない方、高松の場合は人口が多い中で、若い方はやはりSNSを沢山使われます。そういった方々に、例えば自分の地域がここで、こういうふうな自治会で避難しますというようなことがパンと入れば、自治会に入られていなくても避難しましたというのができると思うんですよ。そのあたりを考えていただきたいと思います。是非ともそのあたりを一考していただきたいと思います。  次に⑤の外国人の観光客についてですが、年間入り込み数が約数百万と言われております、この観光地であります。この観光客に対応する避難マニュアルや避難計画っていうのは誰しも既にあるものだと思って来られていると思うんです。こんなに長い間、琴平は観光地ですからね。これに対してその観光客に対する避難計画の策定が、今のところいつできるか、そのあたりだけでも、いつ頃できるか、それで結構ですのでお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○町長(片岡 英樹君)  いつまでというのがありますけども、今、見直し等も含めてやっておりますので、来年度当たりにはそのあたりにはしていかなあかんと思っております。ないのが現実ですので。   (「補足説明を課長がします、観光商工課長」という者あり) ○議長(安川 稔君)  補足説明を観光商工課長。 ○観光商工課長(高畠 豊君)  町長の命によりお答えいたします。  我が町、琴平町については、観光客が年間約230万人の方が訪れております。そのうち約2割、約50万人ほどになると思うんですが、その方がインバウンドとよく言われておりますけども、訪日外国人が我が町に訪れております。  1964年、東京オリンピックが開催された時に、英語表記、英語表記というのは今でこそ英語を喋れる方も、表記される方もよくわかる方も出てきました。当時はそういった方がないということで、一番そこで使われたのがピクトグラムで、そのピクトグラムは何かと言うと、普通に、今ボディランゲージもそうなんですけど、一目で見たらわかりやすい、そういったものをですね琴平町内にも今後については取り入れて、ISO表記、世界の共通の表示たるものも含めてやっていくという、そういうようなものを今後考えていきたいと考えております。  そういったものをデジタルサイネージということで、町中には3つの導線がございます。大きな主要幹線道路ところの横にそういったものを作ってですね、緊急時にそういった表記をしていくんですけど、どうしても電線が切れたりするとそういった表記も当然できません。そういったところで先ほど言っていたピクトグラムが必要であるかなと思っております。  そういったことを考えて、琴平町観光協会の理事会も毎月月の初めにやっております。そういったことをこんぴら温泉旅館・ホテル協同組合の方ともお話をしておりますので、ここ何年かでそういった横の連携をつなげて、今後の喫緊の課題として早急にやっていきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いします。 ○議長(安川 稔君)  4番、豊嶋君。 ○4番(豊嶋 浩三君)  大変詳しい説明いただきました。ただ、町長がおっしゃったように来年度中には何とかなるわけですね。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  今課長が申しましたように、例えば昼起きた場合と、夜に起きた場合で対応が変わります。昼の場合ですと参拝客でございます。夜ですといわゆる宿泊客であります。その辺を含めて想定しますので、今いただいているような課題につきましても、10月からアドバイザーを採用しておりますので、課題として一つ研究しておりますので、来年度中というふうには考えておりますので、またよろしくお願いしたいと思います。 ○議長(安川 稔君)  はい、4番、豊嶋君。 ○4番(豊嶋 浩三君)  是非とも観光琴平の町には、こういったような外人観光客対応の避難マニュアル、そのあたりができましたと、しっかりと周りに向いて公言できるように、是非とも来年度中にお願いしたいと思います。  次に2番目の、琴平町の洪水ハザードマップの住民周知について町長のご答弁をいただきたいと思います。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  ハザードマップの住民周知についてどうするのかということのご質問でございます。  現在のハザードマップは、平成28年3月に作成されたものでございまして、町は本年度県が行います「洪水浸水想定区域図の見直し」などを受けまして、令和2年度に改正予定で準備を進めております。  近年の地震・水害などからハザードマップの有用性が改めて認識され、関心も高い状況をチャンスと捉えまして、改正したハザードマップを町民の皆様に理解・活用していただき、危険状態からの避難を適切に行っていただきたいと考えております。  周知に当たりましては、町ホームページに掲載するとともに、町内各戸への配付、自治会・学校等における各種訓練等に具体的な説明を実施したり、また議員ご提案の防災意識の高い住民の皆様にもご協力いただきまして、普及・啓発活動を実施してまいりたいと考えております。  町内におけます各種情報等の掲示につきましても、町のホームページへの掲載やスマートフォンでの利用など、今後さらに充実を図るべく現在行っております。  以上でございます。 ○議長(安川 稔君)  4番、豊嶋君。 ○4番(豊嶋 浩三君)  今回の地震でよく言われているのが、やはり今までの昨年、今年の台風におけるハザードマップというのは、災害想定区域でないかハザードマップと適応したと、くしくもそういうことであったということを言われております。  現在のハザードマップは平成28年3月に作成というふうに言われておりますけども、香川県の水防法第14条1項の規定によります洪水浸水想定区域図というのは、金倉川水系、金倉川の策定というのが平成17年12月20日に公表したものであると、2019年3月26日に香川県が公表しております。すなわち町独自で作ったものでなければ、現在の琴平町のハザードマップはもう15年前の、いわゆるワン世代前ぐらいですかね、15年前ということであろうかと思います。  本年度に新たな洪水浸水想定区域図が県から公表されるということは聞いております。こういった意味では、新しいのが出てくると多分今までよりも若干でも洪水の量ですか、何センチまでというのが増えてくるように思います。  そんな中でですね、2019年4月に国土交通省水管理国土保全局が自ら生活する地域の水害の危険性を実感できるように、居住地域丸ごとハザードマップと見立てて、町中に常日ごろから水の防災についての意識を高めるとともに、浸水深、いわゆるどのぐらい水に浸かるかとか、避難経路等の知識の普及と浸透を図り、災害発生時には住民に主体的な避難行動を促して、最小限の被害に止めることを目指す取り組みというのを推奨しております。  現在、琴平町に先ほど町長からも通告にあったことを入れていただきました。毎年、この自主防災研修というのがありまして、琴平町は3名の枠らしいです。2名やったかな、3名やったかで、その枠の中で、応募者から3名に行っていただくらしいです、2日間。それでその分の補助金も出されておると聞いております。それに行ったからって、私の地域の人も行っていただいて、帰ってきて、行ってきたでと言って、じゃあ次にその人に何をしてもらうんかといったら何もないんですよね。地域でじゃあ皆さんのために周知と言って、一般の方に何も背中に旗が立っていないのに、じゃあ私が防災について言いますということはできないんです。危機管理アドバイザーではありませんのでね。そういった防災に対して意識の高い方が大変毎年、毎年おられるんだったら、そういった方を十分使っていただいてマンパワーとして使っていただいて、今言ったこのような国交省のほうがやっておるような事業にですね、琴平町はやっていますということによって、大変そのいわゆる町内外に対してそういうふうな発信もできますし、現実にその今言ったように、どこそこでどのぐらいの水がくるかということについて、実際、自分たちで測ってセロハンテープで張っていくそうですので、これはやっぱりやらないかん。こういうふうな状況だったら、この場合に例えば金倉のどの辺りから越水したというときにはどっちに逃げなあかんというぐらいのことぐらいは、住民それぞれに意識を持っていただく。そのあたりを是非ともこのハザードマップ、さっき資料がありましたのでちょっと参考にお見せしましたので、そのあたりを是非ともお願いしたいと思います。  ちょっと時間の都合で次に入らせていただきます。  3番目の、幼小中学校の危機管理マニュアル及び避難運営マニュアル作成について、教育長のご答弁をいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(安川 稔君)  はい、教育長。 ○教育長(篠原 好宏君)  豊嶋議員の学校避難のマニュアルについてのご質問にお答えいたします。  学校において、地震などの発生時に子どもたちの安全を第一に考え、防災対策をしっかりと考え、その対策がより一層充実し、実効性のあるものにしていかなければなりません。香川県及び香川県教育委員会では、平成30年1月に政府の地震調査委員会が南海トラフ地震の発生確率を今後30年間で70から80%に引き上げたことから、平成30年12月に「学校の地震防災マニュアル作成の手引き」を作成し直しました。  マニュアル作成の手引きでは、主には学校において、地震などの発生時に教職員が担うべき役割とその対応方法を具体的に定める「学校危機管理マニュアル」の作成・充実の参考にする指針が示されております。  これまでに経験したことのない自然災害が多発する今日、学校の地理的な条件や児童・生徒の状態などにより国や県の対応状況に応じて、これまでの防災計画を見直していくことが必要になってきているところでございます。  また、学校は、突発的かつ大規模な災害が発生した場合、避難所となっていることから、町職員が避難所へ駆けつけるよりも先に、地域住民が学校へ避難してくることも考えられますので、その場合、教職員の避難者への対応も求められることになります。  そこで、避難後の混乱により大切な命を失わないためにも、平成30年3月に香川県及び香川県教育委員会が作成した「学校における避難所運営マニュアル作成の手引き」をもとに、各学校で避難所運営マニュアルを作成しておくことが大切になります。  本町の幼小中学校では、このマニュアル作成の手引きをもとに、これまでの防災計画を見直し、地震・風水害・火災・不審者などへの対応マニュアルを作成しているところであります。また、幼小中学校では、折に触れ、避難訓練、シェークアウトを実施しているところでございます。  なお、避難所運営マニュアルについては、企画防災課が作成するマニュアルに基づき、作成する予定になっております。当面、災害時に避難してこられた方がいるときには、決められた教職員が、児童・生徒と同じように対応していくようにしていくようにしております。  以上でございます。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、4番、豊嶋君。 ○4番(豊嶋 浩三君)  私も新聞を読みますと、なかなか各自治体での避難マニュアルの作成が大変だということをお聞きしております。ただ、やはり水害については、今はかなりの予想ができまして、学校は生徒が来ないという状況の中で、まず突発的な地震ですね。地震の場合の防災訓練って毎年何回ぐらい行われておるかということと、それとやはりね、いざ地震があった時の家族の安否確認とか、避難経路ですよね、どうやって帰るか、それともそれをするための間ということのそのあたりの判断というのに対して、教師間での毎年の意識の共有というのはできているのか、そのあたりをちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長(安川 稔君)  教育長。 ○教育長(篠原 好宏君)  お答えいたします。地震訓練については、基本的には年に1回を行っているというのが現状だと思います。地震だけでなく火災の場合であるとか、不審者の場合とか、さまざまなことを想定して、それごとに訓練を行っているという状況でございます。  また大きな被害があった時には、子どもをどのように下校さすかということについては、それぞれに応じて、例えば小学生の場合であると保護者への引き渡しを行って、保護者に連れて帰っていただくとか、中学生であると、その経路を十分に確認した上で下校さすとか、そういったさまざまな対応をしているところでございますが、実際に私が現在把握してるのでは、引き渡し訓練を行ったとかいうふうなことを就任して以来は聞いておりませんが、再度学校のほうに確認をして、どのような状況になっているか、もしできていないのであれば、どのような対応をとっていくかということについては指示をしていきたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(安川 稔君)  はい、4番、豊嶋君。 ○4番(豊嶋 浩三君)  やはり一番問題は、保護者が来られて帰られる方と、やはり中学生なんかの場合だったら、自分で帰るときに例えば途中の危険な状況、ブロック塀が倒れたり、橋が壊れたと、そういうふうな状況を想定するか、それに対して先生方がいかにそのあたりを周知していくかというのがやっぱり一番の問題だと思うので、そのあたりのマニュアルと言いますか、誰がどこのあたりをどういうふうに見て回るかとか、そういうことはやはり毎年是非とも先生方の中でお話をしていただきたいと思います。  それと先ほどの避難所運営マニュアルなんですけど、企画防災課の作成に基づくということでご答弁いただきましたけど、災害が発生した自治体の状況をお聞きしますと、なかなかやはり町職員が災害時の混乱の中、避難所の対応ができるかというと大変難しいと、今、琴平町の場合、各地区の学校に備蓄もありますので、そのあたりのいかにしてそれをどういうふうな使い方をするかということについても、やはりある程度の権限をやっぱり各校長なり、そのあたりに持たして、どういう形で対応の仕方をするかというぐらいはマニュアル的に持っていかなければならないのではないかと、いわゆる教育施設の場合、レジリエンスというんですか、回復力ですよね。いわゆるこれからのBCPをしっかりと持って、早く避難された方々にお家に帰っていただいて、正常な教育施設として使っていけるかということについて、やはり初めからそういうマニュアルを作っていくということは大変必要だと思いますので、その点も是非とも早目にマニュアルを作っていただきたい。  避難所についても、やはり各個々の学校での、企画防災課から出てくるものをこのままというんじゃなくて、じゃあ自分の小学校はこうするというふうな形で、個々の計画を是非とも作っていただきたいと希望しておきます。
     次にまいります。  4番目の災害時要援護者情報の共有、関係機関との連携及び個別避難計画の共有ができているのかということについて、片岡町長にお聞きしたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  避難要支援者名簿及び個別避難計画についてのご質問でございまして、11月12日に開催いたしました防災訓練説明会において、町の危機管理アドバイザーが参加自治会長に災害時の要援護者支援計画及び個別計画はありませんと発言したのではないかということと、それと個別避難計画との関係機関との連携はできているのかということでございますけども、まず最初の危機管理アドバイザーが説明会にいて、計画はないという発言をしたのではないかということにつきましては、確認したところ「計画がないとの発言はしていない」とのことでありますし、私も同席しておりましたし、関係職員も同席しておりましたが、そのような発言したというふうには私も記憶がございませんので、当然意図的に訂正を行わなかったということもございません。  次に、「琴平町災害時要援護者支援プラン」につきましては、琴平町地域防災計画の「要配慮者対策計画」を具体化したものでございまして、主に避難行動の支援に焦点を当てた計画で、議員ご質問の情報の共有、関係機関との連携及び個別避難計画の共有につきましては、毎年、地区ごとに行います「地域福祉懇談会」におきまして、町、自治会、民生委員、社会福祉協議会の4者間で、密接な情報共有を行っているところでございます。  以上です。 ○議長(安川 稔君)  4番、豊嶋君。 ○4番(豊嶋 浩三君)  発言したかしていないかということは、これはどっちでもええので、そのあたり、そういうお話をいただいたということで結構です。  まずその下の問題なんですけど、毎年、地域福祉懇談会で自治会、民生委員、社会福祉協議会の4者間で密接な情報共有ができているということで間違いないですね。そのあたりをもう一度確認しておきます。  またもう一つなんですけど、災害時要援護者支援プラン、その5章にあります安否確認の方法において、民生・児童委員、福祉関係団体、自主防災の調査に基づくというふうに明記されておるんです。これはインターネットのほうにもこのプランは出ております。その点についてどういうふうな調査をしておるのか、この2点についてお願いします。   (「まず企画防災課長が答えます。その後、住民福祉課長」と言う者あり) ○議長(安川 稔君)  はい、企画防災課長。 ○企画防災課長(造田 泰君)  お答えいたします。災害時要援護者支援プランの中にございます安否確認のところにつきまして、確認方法といたしまして、自主防災組織の調査に基づく報告というのがございます。  実情といたしまして、今現在のところそういったところの確認は行われておりません。今後、そのことについても検討はしていきたいと思います。  以上です。 ○議長(安川 稔君)  住民福祉課長。 ○住民福祉課長(大西 直樹君)  失礼いたします。議長のお許しを得たので発言させていただきます。  安否確認の方法ですが、第5章の安否確認の方法。 ○4番(豊嶋 浩三君)  違う、違う。地域懇談会で4者間での密接な情報共有はできていますかということについて確認しとんですけど、できていますか。 ○住民福祉課長(大西 直樹君)  失礼いたします。地域福祉懇談会において、困っていることとか、そう言ったことを話し合いする場でありますが、その場で自治会長であったり、民生委員さんであったり、福祉委員さんであったり、一堂に会してその話し合いをしている場におきまして、災害時要援護者支援に係る制度の周知をするとともに、地域の状況について協議するなど、災害時要援護者支援に係る情報共有の場としております。  以上です。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  4番、豊嶋君。 ○4番(豊嶋 浩三君)  地域福祉懇談会で4者間での密接な情報共有はできているというご発言がございました。  また、安否確認の自主防災等の調査について、まだ今のところできていないというお話でした。これは間違いなくそのとおりだと思います。  先ほど言いましたように、減災なんですよ。その点を考えて、こういった調査をやるんだったらしっかりとこれからやっていただきたいと、町長のほうにお願いしておきます。  まずその後、災害時要支援者及び援護者について、地域懇談会において各地区に必ず避難要支援者名簿というのを持っていかなければなりませんよね。たった今、懇談会で密接な情報の共有がされておるんだったらその名簿は必ず持って行っておると認識しております。  じゃあそこでですけど、誰が誰を避難を支援するかということの同意、共有はできていると考えていいのですか。そのあたりをしっかりとお話しください。誰が誰を避難援護するのか、そのあたりがもうできておると考えてよろしいのか、そのあたりをちょっとよろしくお願いいたします。町長。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  ただ今のご質問につきましては、十分にはできていないというのが現状であるのは認識しております。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  4番、豊嶋君。 ○4番(豊嶋 浩三君)  それでは、災害時の支援を担当する要支援援護者ですね。人数は今の状況の中では把握できておることと私は理解します。  それでは、今の状況の中で、最大ですね例えば自治会長さんがどれだけの人数を避難さすのか、民生委員さんがどれだけの人数を避難するのかの中で、一番マックス、お一人がどれだけの人数をするかということぐらいはわかっておるはずなので、そのあたりをお話しください。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  今ご指摘の部分も含めまして、この件については、豊嶋議員からはずっとご指摘をいただいている部分でございますけども、十分その辺を検証した上で、また報告させていただきます。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、4番、豊嶋君。 ○4番(豊嶋 浩三君)  多分、要援護者、例えば車椅子が必要な方、それとかお二人で支えないかん方とか、そういう方がおられるんですよ。そういう方々をいかにして避難所等について、例えば避難準備の時に連れていくかということについても、かなりの負担が掛かるんですよね。だからそのあたり今できていないのはわかっておるんです。わかって聞いておるんですけど、ただほんでもやっぱりやらないといかんのです。ただ地域懇談会について、やっぱり職員が要支援者の名簿ぐらいは持っていって、持っていって個々にその内容等について住民と話し合いをちゃんとしていただきますようにお願いしたいと思います。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  この部分も含めてですね、自治会長であったり、福祉委員さんであったり、民生委員さんであったり、また地域でいろいろと前向きに捉える方にやって、多分議員さんはおわかりになった上でのご指摘だと思うんですけど、結局これは、先ほど質問にあったように、一部の人に集中してしまう。それからよく私もよく聞きますけども、自治会長さんやからとか、民生委員やからとか、福祉委員やからということで、表現は悪いですけど、責任を負わされたらようせんがと、これが結局、今、民生委員さんであったり、福祉委員さんであったり、自治会長さんであったり、なり手不足であったり、皆さん遠慮するという傾向が強いというのはご案内のとおりでございますので、ここが先ほど来議論しているように、何でもかんでも自治会に頼むというとどうなる。でも頼まないとじゃあ町としてはどうなるという、ここら辺が本当に悩ましいところでございますし、まさに今のご指摘について、作らないかんけども、でもプライバシーの問題。これは前回の一般質問であったように、このあたりの具合が難しいので、100%を目指さないかんのは、行政としての責務であるのは認識しておりますけども、現実問題、なかなか進んでいないこともありますし、またこういう答弁をしながら、現実、遅々として進んでいないところがありますので、これにつきましては担当課長も先ほど答弁をいたしましたところもありますので、今後、もう少し一旦もう一度見直しも含めて、検証等をしないと、現実本当は今言われたように名簿を持って、いやその名簿はプライバシーの問題、個人情報の問題があるから、軽々に持ち歩くのはいかがなものかという問題も出てくるので、もう一度この辺については内部でもう一回検証させてください。  以上です。 ○議長(安川 稔君)  4番、豊嶋君。 ○4番(豊嶋 浩三君)  今言ったように、個人情報の問題が出てきます。ただですね町長、この公務員の皆さんがする守秘義務とこの個人情報の保護というのはかなり違うんですよね。こういった個人情報を保護するものについても、各自治体での首長がこういうふうなルールを決めて、こういうふうな使い方をするということを確実に決めたら、できんことはないんですよ。そういうことをオープンにしているところもありますから。そういう自治体も。だからそのあたりをしっかりとお勉強していただいて、やはりそういった中でのこんな小さな町なんで、避難準備の時に速やかな避難ができる。また自治会に加入されていない方にもやはりそういったところの避難が安心してできるような形を是非とも、防災でなくて減災という意識からお願いしたいと思います。  ちょっと時間があれなので、次の5番の地域防災計画及び事業計画についてですが、1番の防災本部機能の代替庁舎について、2番の防災本部の自治体のBCPについて、それから3番、4番の通信手段、それからバイタルレコード、それから5番の町長不在の代行順位と職員参集について、6番の危機管理アドバイザーについて、一括で簡単で結構ですので、説明をお願いします。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  一つずつですね。町役場の代替庁舎の特定については、役場の代替施設につきましては、現行の地域防災計画では明示されておりませんが、本年度の防災訓練の職員訓練、まさに明後日行われますけども、においては、琴平町総合センターでの代替機能が可能かとの検証を実施いたしまして、現在改正中の地域防災計画で示していきたいと考えております。  2つ目の、非常用電源等々につきましては、役場庁舎には、非常用電源は装備されておりませんが、代替施設としてただいま考慮しております総合センターには、太陽光発電装置が装備されておりまして、パソコンや照明等でありましたら、日々必要な電力は確保できると考えております。  また、町として非常用の携行型の発電機も17台保有しておりまして、非常時の活用が可能です。発電機は1台あたり、発電量900ワット、ガソリン満タンで2時間稼働が可能となっております。  3つ目の通信手段の確保につきましては、災害時は、現行の固定電話や携帯電話が不通となることが常態と見込まれ、通信手段の確保は災害対応の適否を左右すると強く認識しております。  現状において、香川県防災情報システム、県防災行政無線、衛星系でございます。それから県とのスカイプ回線、香川県広域水道企業団との通信用無線、町内防災行政無線による放送、仲多度南部消防組合消防本部との直通回線などがございます。  今後の課題といたしましては、琴平警察署から派遣される連絡員を通じまして、情報入手や連絡、また衛星携帯電話、また町内自治会等との連絡用にデジタル無線機などの装備も検討したいと考えております。  4番目のバイタルレコードの取り扱いにつきましては、現在、明確な取り扱いに関する定めがない状況でございまして、今後、町として保持する情報、災害時必要となる情報、資料等につきまして、今年度作成いたしますBCPについて確立する必要があろうと認識しております。  5番目の、首長、町長不在時の代行はどうなのかということでございますけども、首長、町長が災害対策本部長として、もしも不在の場合、代替につきましては、琴平町災害対策本部条例で副本部長と、地域防災計画において、副本部長は、副町長と教育長の2名が定められておりますが、代行順位については、明確に定められていないため、改正中の地域防災計画の中で定めてまいります。  職員参集の体制につきましては、地域防災計画の災害応急対策計画の活動体制計画で動員態勢、さらにこれを具体化した「琴平町職員災害初動マニュアル」に職員の参集体制を明示しております。  6つ目の避難所の運営マニュアルにつきましては、10月から採用しております、危機管理アドバイザーの立ち位置につきましては、町全体の防災業務に携わってもらいまして、自衛隊出身という経験を生かした防災訓練や、地域防災計画の改定作業に携わってもらうこととしております。  改定作業の中では、積極的な意見や主導的な行動により、より現実的で具体的な計画となるよう尽力していただきたいと期待しております。  避難所の運営マニュアルにつきましては、危機管理アドバイザーの経験を生かした避難所ごとの個別避難所運営マニュアルの策定を今後、検討してまいりたいと思います。  以上、一括で答弁いたします。 ○議長(安川 稔君)  4番、豊嶋君。 ○4番(豊嶋 浩三君)  時間も迫ってきておるので、全体を聞くのはあれなんですけど、まず庁舎が倒壊する可能性が多々ありますので、その場合に総合センターをということでございます。ただですね、今、防災センターの備蓄品というのは食料品、調製粉乳220グラム、生活用品、紙おむつ大人用36枚、子ども用804、生理用品が138だけなんです。災害発生時の資材とか機材の備蓄というのは水防倉庫、食料品や生活必需品の備蓄というのは各小学校とか消防本部、これですね、いわゆるBCPを考えるならば、本部に、そういった意味の、地域でそういう困った時にすぐに供給ができるような体制がとれておるとは思いません。そのあたりを本当は聞きたかったんですけど、これを聞くと大変長くなりますので、ただ、前も言いましたように、嘉島町、熊本県の嘉島町のところに防災の研修にまいりました時に、そこの職員が言われたことに、災害時の避難マニュアルや何かってというのは大変分厚くて、結構なものなんですけど、いざとなった時には何も役に立たない。避難所のマニュアルとか災害時のBCP何かのマニュアルが一番大事になると、各地区で誰が何を担当するかということについては常にやっていかないといかん。そのあたりをしっかりとお願いしたいと思います。  その点をちょっと省いてですが、バイタルレコードの点もあれですけど、町長不在の場合の時の順位と職員の参集についてちょっとお聞きしておきたいと思います。  大変、町長、アクティブに町外出張されているとお聞きしております。時には月の半分も不在ということもあるということをお聞きしております。町長不在の場合の統括指揮を本部長は、登庁可能な主要職員の中で、代行順位を明確にして、町職員災害初動マニュアルの筆頭に、あのマニュアルの中の一番初めに記載すべきであると思うんですけど、それが今のところできていないと思います。  それとあのマニュアルですけど、平成27年3月のものを今現在も利用しているというふうな状況だと、私がいただいたのは27年でございました。そのあたりはどういうふうにしていくつもりなのか、できたら毎年ぐらい改定するべきだと思います。  それと一番の問題は、今年もそうですけど、非正規職員さん、災害時に例えば全員招集するのか、そういったところはどういうふうに考えておるのか、その3点、ちょっと簡単にでよろしいですからよろしくお願いします。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  私がいない場合につきましては、先ほど申しましたように副本部長は副町長、教育長になりますので、恐らく副町長が1位、2位が教育長となっていくと思いますし、その次になると総務課長なのか、企画防災課長なのかと、そのあたりについては、先ほど申しましたように明確にしていきたいと思います。  それから、後は何でしたか。
    ○4番(豊嶋 浩三君)  今言った、初動マニュアル。 ○町長(片岡 英樹君)  参集の分につきましては、まさに明後日行う分も、住民の皆様方にも避難訓練、安否確認の行動をとっていただきますが、その一方で、職員も主任以上が参集することを行います。町内に在住する者もおれば、町外に在住する者もおりますので、そのあたりでですね。 ○4番(豊嶋 浩三君)  非正規は。 ○町長(片岡 英樹君)  今回は主任以上を対象としておりますので、これも全員ということも考えられたんですけど、まずは主任以上でやっていこうということで、それでですね各班ごとに、連絡班であったり、広報班であったり、災害対応班という者を決めておりますので、先日の会議でどういった行動をとるかということをしましたが、これも恐らくなかなか上手くかないのではないかなと思いますが、まずはそういう図上訓練等を踏まえた上でですね、具体的にやっていきながらですね、細かい部分、例えば私も発生した時に近所の方と一旦逃げるべきか、それともそのまま家内によろしくと言って逃げるべきかとか、そういうことをやっぱり考えるわけなんですね。そういった面で今回、今自分は何をすべきかということを考えてもらうということが、やっぱり大きな問題提起であったり、実際に体験するということでございますので、いろんな課題が出てくるかと思いますけども、その辺も含めまして、今ご指摘の初動マニュアルにも反映できるかなというふうに期待しております。  いずれにいたしましても、まだ不十分なところがございますけども、検証検討を含めた中で、少しずつでもより現実に、特に避難所マニュアルについては次回かまた次々回になるかわかりませんけども、実際に住民の方に各避難所でですね、避難所の訓練の体験というか、やり方について研究してもらうべき、これも将来の予定にしております。  以上でございます。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、4番、豊嶋君。 ○4番(豊嶋 浩三君)  職員全員でないというのも、やはりこれは防災の訓練と思います。やはり減災の訓練をするべきだと。誰が来られるかわからないので、今言ったように、全員が来られる方まず来ていただくということがまず大事じゃないかと思います。私はね。そのあたりはどうでしょうか。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  実はですね、これについてもデータをとるために日にちは決まってませんが、車が駄目、バイク駄目、自転車または歩いて何分かかるかという訓練を全職員を対象に一遍行いまして、家からどのぐらいかかるかという部分はやりますので、それのデータをとるということで、それもまた先ほどと同じ答弁になるんですけど、参考にします。 ○議長(安川 稔君)  はい、4番、豊嶋君。 ○4番(豊嶋 浩三君)  今のところそのあたりをしっかりよろしくお願いします。  最後の危機管理アドバイザーについてですが、もう就任いただいて4カ月を過ぎるということで、11月12日の時にまだ町内の検分が完全にできていないというお話でしたので、今まで延べでどのぐらいの時間、その災害時の危険場所等の調査をしていただいたのか、また職員に対する危機管理教育できたのか、あと3分ぐらいしかないんで、簡単にで結構ですのでお願いします。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  10月、11月の2月ちょっとしか経っていないというのは言いわけになりませんが、まずは明後日行われます避難訓練を実施することに集中していただいておりまして、今ご指摘のような分については、今後の課題、今後の活動になっておりますので、是非そのあたりはご理解いただきたいと思います。 ○議長(安川 稔君)  4番、豊嶋君。 ○4番(豊嶋 浩三君)  時間が押し迫ってまいったので、いわゆる今回、危機管理アドバイザーという、知識の大変多くある方で多く依頼がある方がおいでになったということで、是非とも、今言ったように地域の状況、それと各個別の避難場所等についての判断は、そういうアドバイザーさんのほうからの意見を入れて、是非とも来年度の防災訓練に生かしていただきますように、是非ともお願いいたします。  今回はそういった意味で、いろんなものがどうしても防災マニュアルなんです。減災ということを意識したマニュアルづくりを是非ともお願いしたいということで、私の一般質問を終わらせていただきたいと思います。ご清聴ありがとうございました。 ○議長(安川 稔君)  これで4番、豊嶋浩三君の一般質問を終わります。  ただいま一般質問中でございますが、ここで休憩といたします。  再開は13時20分といたします。      休憩 午後0時17分      再開 午後1時28分      (出席議員、9名) ○事務局長(西井 久美子君)  失礼いたします。議長が所用のため不在となりましたので、ただいまより山下副議長に議長の職務を行っていただきます。  山下副議長、議長席にお願いします。   (「はい」と呼ぶ) ○副議長(山下 康二君)  局長からのお聞きのとおり、議長が不在でございますので、私のほうで議事のほうを進めてまいりたいと思います。不慣れでございますので、進行上不備があろうかと思いますが、ご寛容のほどお願いいたします。  それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。  発言を許します。9番、眞鍋 籌男君。   (「はい、9番、眞鍋」と呼ぶ) ○9番(眞鍋 籌男君)  それでは通告順に従って質問します。  1.正式な場ではマスクを外してはどうか、2.いこいの郷公園の指定管理者の定める利用料金について、3.金倉川が汚い、4.非正規職員の待遇改善について、5.防犯カメラについて、6.町立図書館について、以上です。   (「議長」と呼ぶ) ○副議長(山下 康二君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  1.正式な場ではマスクを外してはどうか、委員会で質疑の場において、答弁する側、執行部がひな壇へ座るとき、課長また主任がマスクをしているのを見かけます。マスクが口元でパクパクと息をする度に動いているのを見ると苦しそうで忍びがたいき気がします。いかなる場においても発言する場合は、マスクを外してはどうでしょうか。ひな壇を降りてからマスクを着ければいいのです。  特に式典、成人式、敬老会、戦没者追悼式典、入学式、卒業式などにおいては遠方からわざわざ来てくれている来賓の方々に対して失礼だとは町長は思わないのですか。なお当日になって体調を崩してどうしてもマスクが必要である場合、他に補助の者にかわってもらえればいいのであります。  企業や会社、中小はみなそのようにやっています。公務員は住民の税金で飯を食っています。そのことを考えれば、当然常日ごろ、自己管理をしなくてはなりません。一国一城の主でプロではありませんか。なお、議員については正式な場、発言の時などマスクをしている人は余り見かけません。マスクのような、重箱の隅を楊枝でほじくるようなことを本会議で、それも第一番初めに言うのはいささか情けない気もしますがそれも仕方ありません。  これは当然町側が常日ごろ注意すべきことを議員が指摘しているところに町執行部の怠慢があり、執行部の怠慢は上司にある。ここに琴平町の悲劇があります。 ○副議長(山下 康二君)  はい、9番、真鍋 籌男君の質問に対する答弁を求めます。  片岡町長。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○町長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男議員の質問に対する答弁を行います。  まず正式な場ではマスクを外すべきではないかというご質問をいただいております。  職員のマスクの使用につきましては、感染症、すなわち風邪であったりインフルエンザなどに感染している時は、周りの職員や来庁する住民の方々に感染する恐れがありますので着用することが望ましいと考えております。通常時にマスクをすることは、問題ないと思っております。  なお、議員ご指摘のように公用の場合は不用に、マスクの着用をしないよう注意するとともに、体調が悪い職員の代理出席が可能な時には、無理をせず代理出席をとるよう指導してまいります。 ○副議長(山下 康二君)  はい、9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  この前、戦没者追悼式典でマスクをしていたのはどうしてですか。   (「担当、住民福祉課長が答弁」と言う者あり) ○副議長(山下 康二君)  住民福祉課長。 ○住民福祉課長(大西 直樹君)  失礼いたします。議長のお許しが出たので発言いたします。  先日、戦没者追悼式で1名職員がマスクをしておりましたが、当日、風邪を引いておりまして、マスクの着用の許可を求められましたので、その時許可いたしました。  以上です。 ○副議長(山下 康二君)  はい、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  それは違います。当日、風邪を引いていたと言われたのでマスクの着用を認めましたという課長の話ですけど、先ほど片岡町長が言うのでは、そういうのがあったから代理ですという言い方をしていたんですよ。そういうのがわかっている前に、風邪を引くこと自体がおかしいんや、私に言わせたら。風邪を引くこと自体。課長ね、私やってこの前ね、まだ忘れへんわ、チャリティーの時に37度2熱が出たんですよ。本来なら餅つきすると言よったんですよ。それはちょうどうちの嫁はんが、ちょうど西井さん会うた時やは、7度2分出たん。今は熱引いていますけどね。職員はちょっと甘い。全体に。わかったな。  とにかく発言する場合はマスクを一切除けること。正式な場、性根に入れとけ。  2.いこいの郷公園の指定管理者の定める利用料金について、今年の6月議会の答弁によると、利用料金は琴平町都市公園条例の別表3の範囲内で決定したとしていますが、例えば大人会員の琴平町民の通常の月会費は4,590円とされていますが、別表3のどの条項を利用したのですか。これね、教育委員会からいただいた分の資料なんですよ。ここに4,590円と書いとんや。ここに。わかるかな。分からへんやろう。よう見てみ。目ん玉ひん剥いて。はい。 ○副議長(山下 康二君)  答弁を求めます。  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  次に、いこいの郷公園の指定管理者の定める利用料金についての質問でございます。  ただいまのご質疑のあった別表3のどの条項を適用したのですかという質問でございますが、琴平町都市公園条例第10条第2項では、「利用料金の額は別表3の範囲内において指定管理者が町長の承認を得て定めるものとする」となっており、ご指摘の月会費も含め、その範囲内で決定したものでございます。  以上です。 ○副議長(山下 康二君)  はい、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  どの条項いうか、どこを参考というか、適用してこれにしたのかなと、それを聞いているんですよ。この前から町長の承認とか、前の時もそう言っとるんですよ、前の時も。6月議会の時も同じようなことを。みたら6月議会をように調べたらわかるけど。情報公開で。ですからこれね住民が見たらわからないですよこれ。住民も見るんやから。勝手にこれを上げとるんや。中にはこれ、町長、これを見て、半額やね、ようけいろいろ出とるんですよこいなん。あなた全部が全部知らんはずや。町長の承認を得てと確かに書いてるわ。もう一々見せんけど。
     しかしね、答弁になっていないです。4,590円にしたのは、どこを分を。別表3があるのはわかるわな。どこをしたんですか。詳しく言わないかんで。 ○副議長(山下 康二君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  再度申し上げます。都市公園条例の別表第3の、プール、マシンジム、スタジオ、浴室の施設を1回利用した場合、2,700円以下とするという部分がございます。これを月会費に置きかえますと、十分その範囲になるということで、問題ないと思われます。 ○副議長(山下 康二君)  はい、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  このプール、マシンは一番下にあるわな。これを利用したきんやね。これを適用したというわけやな。よっしゃ。  2.今年6月議会の答弁では、指定管理者との協定書では従来の「利用料金及び会費等」の表現を「利用料金等」に変更したとしていますが、一体何が変わったのですか。 ○副議長(山下 康二君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  前回の包括協定書における会費等は、利用料金の徴収方法の一つであると考えております。ただ、ご指摘がありましたように、誤解を招きやすい表現であるということを踏まえまして、本年度より、包括協定書では「利用料金及び会費等」ではなく、「利用料金等」に記載しております。 ○副議長(山下 康二君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  それはね、今からね、1年ちょっと前ですけどね、私はこれを言うたんですよ。大林副町長やみんな知っとるはずですよ。この地方自治法の244条の2、そこにね、あるのは利用料金というのは何ぼでも出てくる、利用料金というのは。会費という言葉は一切ないんです。それを私は1年ぐらい前にがいに言ったんですよ。それで会費を除けたんですか。   (「議長」と呼ぶ) ○副議長(山下 康二君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  先ほども申し上げましたように、議員からのご指摘等もありまして、誤解を招きやすい表現でないかということで、「利用料金等」ということに変更させていただきました。 ○副議長(山下 康二君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  片岡町長、私にっこりですよ。何でかと言ったら、やればできるじゃない、やれば。後々出てくる公開請求の一筋のところ誤字を除けることだってできるんですよ。後から出てきますけど、やればできることだけは私もこれ等でいいです。  3.今年6月の大人会員の琴平町民の通常の月会費は4,500円となっていますが、現在は4,590円に値上げをしています。これは消費税の増税に伴うものですか。何%の値上げをしたのですか。 ○副議長(山下 康二君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  料金の件でございますけども、これも最初の答弁でありましたように、範囲内でありますし、また設定するのはいこいの郷パートナーズのほうが決めるわけでございますが、恐らくといいますか、これは消費税率が8%から10%に変更に伴う、諸経費を鑑みて50円上がったというふうに思います。  90円です。90円値上がりしたんですね。 ○9番(眞鍋 籌男君)  町長ね、私ね、何%かと言よるんですよ。人間は素直にならなんだらいかん。何%かと問うとるんですよ。あなたは何%か言うてない全然。2なら2と言うたらいいんじゃが、もう。あんたの口から。 ○副議長(山下 康二君)  それを聞きますか。  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  消費税が8%から10%に2%上がったことに伴うことによる、諸経費を考えた上での値上げかと思われます。 ○副議長(山下 康二君)  はい、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  4.現在、報道されている各種の利用料金と琴平町都市公園条例の別表3とは大きく異なっています。この食い違いを正すための公園条例の改正が必要だとは考えていませんか。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○副議長(山下 康二君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  考えておりません。 ○副議長(山下 康二君)  はい、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  これは条例違反だと思いませんか。 ○副議長(山下 康二君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  思いません。 ○副議長(山下 康二君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  条例違反と思わない根拠は、先ほど言った、一番下の別表3のマシンやら2,700円と書いていたその分をもってそういうわけですね。 ○副議長(山下 康二君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  その通りでございます。   (「はい、分かりました」と呼ぶ)   (「はい、議長」と呼ぶ) ○副議長(山下 康二君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  5.指定管理者である、いこいの郷パートナーズへの公開請求は直接は現在できないことになっています。これまでに5、6回にわたり私は前町長の時から取り組んできました。町を通してではなく、住民が直接公開請求ができるようにすべきではありませんか。   (「議長」と呼ぶ) ○副議長(山下 康二君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。情報公開制度は、国民の知る権利をもとに国や地方公共団体に請求し、その公文書を公開するものであります。いこいの郷パートナーズは町の指定管理者であり、利潤を追求する一企業でございます。企業は情報公開を行う必要はないかと思われますし、公文書を当然保有しておりません。情報公開の対象となるのは、琴平町が所有する指定管理者関係の公文書だけとなりますことから、必然的に公開請求の先は琴平町となることはご理解ください。 ○副議長(山下 康二君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  ピント外れな答弁をしたら駄目。この前ね私、香川県の2階の県民室に行って、50円払って、ようけある、30ぐらいあるけどその中の一つのサンメッセの情報公開の分をいただいたんですよ。  議長、町長にこれを見せてください。これはサンメッセ、それとこれは県民ホール、これも。 ○副議長(山下 康二君)  眞鍋議員さん、できたら次からは先に言ってください。 ○9番(眞鍋 籌男君)  わかった。 ○副議長(山下 康二君)  これ読む時間の間、時間とりますけどよろしいですか。 ○9番(眞鍋 籌男君)  それをみて質問があるんじゃ。見たな。  それな50円とられた。50円は5枚あるきに。それはちゃんと住民がで一々、指定管理者の話で、指定管理者の。棚にはそれが30ぐらいあるんや、県でそれ県で、市も一緒やようけあるんや。県しか車の関係でそれは県に行って貰ったんや。今から10日ぐらい前です。中を見たらそのちゃんといろいろ公開の用紙まで付いとるんです。5枚付いとるわ、50円やきん。今からその分に対して質問する。   (「ゆっくり読ましてもろてもええやろか」と言う者あり) ○9番(眞鍋 籌男君)  こっちの質問ができなくなるやないか。その裏の次のページから大事になってくる。様式や様式。わかったな。  そういうふうにねちゃんと県や高松市は真面目に取り組んどるんや。わかったか。  裏に用紙が入っとるやろ用紙が1枚。町長しつこいぞ。読んみょらへんやないか、もう、次、質問移さないかんのやから。 ○副議長(山下 康二君)  だから、眞鍋議員さん、先に渡してくださいと言っているんです。 ○9番(眞鍋 籌男君)  わかった。  それで次が肝心なんですよ。肝心要は今から言う事なんですよ。
     議長。 ○副議長(山下 康二君)  はい、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  琴平町情報公開の第33条、指定管理者は保有するものの公開に関し、必要な措置を講ずるように努めなければならない。実施機関は指定管理者の情報の公開が、このページを開けてよ、情報の公開が推進されるよう必要な措置を講ずるものとする、うち何んちゃやってないやない。どう説明しますか。条例の通りせい。条例の通り。  議長ね、片岡町長こっちを見てみ、私の目を見てみ。   (「今、資料、読んでます」と言う者あり)  俺が読んみょる時に目通しょったやないか ○副議長(山下 康二君)  答弁は。 ○9番(眞鍋 籌男君)  あ、そうか。いや間違うた、答弁いるいるいる。これを見て、琴平町がしていないのは何故かということを言よんじゃ。 ○副議長(山下 康二君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  町としての解釈といたしましては、情報公開条例の本旨というのは、行政文書、いわゆる公文書を公開するものが対象であるということを鑑みまして、町に請求をしていただいた上で、それに適するものを公開するものが情報公開の趣旨であると考えておりますので、ご指摘のその条文を捉えればそういうふうに読み取れますけども、結果として出せるのは公文書であることを考えれば、何ら問題はないかと思います。 ○副議長(山下 康二君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  根本的に間違っとんですよ、あなたが言っていることは。県や高松市はちゃんと真面目に取り組んどんですよ。こういう今言いよったわね。指定管理者については。うちはこれ6月前と言うたのと同じあんたの答えなんですよ、全然進展してないじゃないですか。 ○副議長(山下 康二君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  先ほど県とか市ですか、のほうがとっているものを出されましたけども、大変重要な案件でございますので、この場では軽々には答弁できないことはご了解ください。  またそれについてはまた研究させていただきます。 ○副議長(山下 康二君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  重要な案件なんでこの場では軽々しく答弁できないという、逃げたらあかん、逃げたら。これね重要なというのは、例えば報道の自由、言論の自由、宗教の自由、宗教は今回関係ないけど、これね人間の人権に対する報道、言論、それらに結びついているんですよ、今私が言っていることは。恐らくねこれ日本中で一般質問しているけど、これだけね今私が言っていることぐらい深く体制的なのはないですよ。それをあなた方、逃げてるじゃないですか町長、ちゃんと言うたらええやないですか、これからする言うてしたらええんや。これ例規等言うたら法律やがな、みんなの給与やってこれに基づいて出よるがな。これに基づいて出ないなら給与やらん。あなたこれ指定管理者読んだでしょう。こうしなければならないとこうやってするということはで。するということはで、一行除けたらええことだけですよ。町長今さっき会費と利用料金等にすることを直すことができたじゃないですか、協定書の。その一行だけをちょっと訂正したらいいんですよ。町を通してのところを除けたらいいんですよ。そしたらもうこのとおりになるんですよ。直接いけるから。すぐ、分からんようになったら黙ってしもての、むっつりや。 ○副議長(山下 康二君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  この件は長年にわたりまして議員の方からずっとご指摘をいただいているところでございますけども、今回、新たにそういうね事例があるということをご提言いただいたわけでございますので、これにつきましては、また担当、総務課であったり、教育委員会において研究をさせていただきますので、この場でできる、できないということは言えないということはご理解いただきたいと思います。 ○副議長(山下 康二君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  私は半分この情報公開にかけとんですよ。これまで情報公開によっていろいろなことがええようにできとんですよ。情報公開にしたことによって。以前、二人とも死んだ人言うたらいかんけど、山下町長や森月夫さんにしても戻入よけしたやろ。戻入を。何ぼしたんな。7、8件しとるやないんな。一回、自分で使って。全部あれも情報公開によるもんですよ。それと他にも情報公開によって琴平町にプラスになったことが多いんですよ。  議長、私が今言うことによって今この場で、後で執行部の中で協議したいと今言いよんですけどね、私はこの場でやると言うたら済むんですよ。どう思いますか。あなたに言ってもいかんのか。ちょっと待ってくれ。頭、おかしくなってきたわ。  議長、そしたらこれはもう3月、3月にできんかったら6月にやるから。いい返事待っていますよ。  3.金倉川が汚い。11月24日、金倉川クリーン作戦がありました。私はそこで、そこに参加している何人かの住民より、金倉川がどうしてこんなに汚れているのか、町は何を考えているのかと言われました。また最近、観光客がこんぴら参りの表参道ではなく、裏道というか、脇道の金倉川沿いを歩いているのをよく見かけます。こんぴらを訪れる旅人が橋にもたれて川面を流れる風に身をさらすのも風流なものです。川の流れに思いを寄せる、何とすばらしいことでしょう。  また金倉川は琴平町のど真ん中を流れる、いわば生命線でもあります。要するに川を見ただけで琴平観光がわかるというもの、誰だって他に旅行した場合、川を見るのではないでしょうか。  それがです、今の金倉川を見るとヘドが出ます。きっと住民も不愉快な思いをしていることでしょう。余りと言えばこれ余り、琴平観光のイメージダウンは甚だしい、何処かが狂っている。町長はこの現実を見て何と思うのですか。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○副議長(山下 康二君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  ご指摘の、金倉川が汚いのではないかということについてのご質問に対する答弁を行います。  この件は、議員がご指摘のように、恐らく相当長い年月の中で大きな課題であったかと思います。下水道整備を含め、以前に比べ、私も下水道が整備される以前の川についてはちょっと記憶が薄いんですけど、その当時よりかはきれいになったという人もいれば、そうでもないという人もいらっしゃいますけども、いずれにしましても、ご指摘の部分については私は全く同感しております。  金倉川のごみ等の撤去については、町の環境美化活動を利用し、県と協力し金倉川の環境美化に努めてまいります。分かりますかね。  また、町が実施できることとしてはできるだけ藻であったり、ごみが溜まらないように取水堰を調整することしかありません。この場合、消防水利や高藪下地区への水路に配慮する必要があります。分かりますかね。  さらに、出水期、水が多い時期ですけども、には取水堰の調整は比較的容易に行うことはできますが、渇水期、つまり水が少ない時期においては満濃池からの水を上手く利用できないため自由に調整することが難しくなると思われます。  ご指摘のように、私も美しい金倉川になるよう強く願っております。先日の浜田県知事とのトップ政談会でも県管理の金倉川については防災面、また観光面でも対策をとってほしいと申し入れました。  先に申し上げましたように、現在金倉川は、農業用水などを引き込む為に堰止めなければならず、結果として水が淀んでいることが主な原因と考えられますが、今後水利権の絡みもありますが、香川県とも課題として協議していきたいと思います。  先ほど答弁しましたように、12月2日に浜田知事にこの件を申し上げました。これによりまして、今現在管理しております中讃土木事務所のほうより町に対する問い合わせがありました。この件につきまして、担当課長より補足説明をいたさせます。お願いします。 ○副議長(山下 康二君)  はい、地域整備課長。 ○地域整備課長(西岡 敏君)  それでは議長のお許しをいただきましたのでお答えします。  今朝、今、町長が言われたように、県のほうからこの水質、ごみの問題について確認の電話がありました。町長の方から知事さんのほうへ申し入れてたのが原因ですが、その結果として、結論は出ておりませんが、今町長が言われたように、何かの対策は考えなくてはいけないと、ただその管理をしている中讃土木と、地域整備課とという話ではなくて、もっと広いですね、一般の住民の協力も得ながら、あと他の課の協力も得ながら、何か一つ対策を練っていかないかんなというところでは話はありました。ただ、それ以上の進展はございません。そういう話があったということだけお伝えしておきます。 ○副議長(山下 康二君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  正月がくるわね、もうすぐ。お正月が12月やからあと何日かしたら。私ね今の金倉川をウオーキングというか、歩く分じゃわ。町民がよく周辺を歩いている、観光客だけではないんです。もうそれは金倉川の汚れ、課長は最近見たんでしょう、金倉川。めちゃくちゃ汚いんですよ。私に言わしたら、あのダムのところも藻が丸くなっているし、下は下でヘドロが溜まるというか、藻が物すごいし、あれやったら心を癒やせるどころではないですよ。全然。かえって気分が悪くなるわ。  これね、今何か課長に言わせたら県による確認的なのがあったといいましたけど、確認があったんやったら、そこで正月までに何とかせえと言わなあかんわ。正月までに、はい、町長。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○副議長(山下 康二君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  この件については、一番簡単なのは、先ほど申しましたように、いろいろ堰止めていますよね、大宮橋の北側と、あと、汐見橋と、何カ所か止めております。そこを止めているがゆえに水が溜まって流れないので、そこに今ご指摘のように、特に今年は降水量が少なかったということもあって、県内どこでもですね同じような、ああいう藻が発生して、もと水草が発生しているというふうに聞いております。  それでですね、一番簡単なのは、全部の堰を倒して水をがっと流せばですね、議員さんは川上のほうは最近言ったことはありますか。要は祗園橋からずっと満濃のほうに、私も実は先月ですけども、ずっと上のほうまで歩いていくと、やっぱりまんのう町のほうは、沢山草は生えていますけども、水は流れているので、町内ほどは汚れていないなというのは感じております。つまり、堰止めていて水を溜めているということが大きな原因であるかと、これは素人考えですけど。  ただ、冬場は金倉川は消防水利という役割もあるのはご案内のとおりです。もしも、まさにご近所にお住まいでいらっしゃいますので、もしも特に旧町内は右岸でも左岸でもですね大変密集しておりますけども、もしも火災が発生した場合は、金倉川の今溜めている水を水利としての役割もあるので、軽々に流してしまうのも、そういう面で困りますし、かといってご指摘のように、淀む状態が続くというのもいけないので、これは正式に、先ほど申しましたように、県知事にも申し上げた以上、町としましてはですね県の中讃土木事務所、または県の土木部の河川課のほうにもですね、正式にこの美化について、併せて、金倉川のですね防災対策についても声を上げて正式に申し入れをしたいと思いますし、また琴平町だけでも防災面は足りないところがありますので、これについてはまんのう町や善通寺市や丸亀市が流域になりますので、こちらのほうにも声をかけまして、流域の協議会などを立ち上げるように声をかけていきながら、正式に県と一緒になって考えていきたいと思っております。  ご指摘の、正月までにというふうなことがありますけども、先ほど来申し上げますように、いろんな問題がありますので、そのあたりの課題もありますので、ちょっと今の段階では正月には間に合いませんけど、町としては正式に県に申し入れをして進めてまいりますので、また議会の皆様も是非その辺についてはご協力をお願いしたいと思います。  以上です。 ○副議長(山下 康二君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  4.非正規職員の待遇改善について、来年4月から働き方改革関連法の同一労働同一賃金の規定の施行に伴い、町の非正規職員の待遇改善についても検討を開始していますか。   (「議長」と呼ぶ) ○副議長(山下 康二君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  非正規職員の待遇改善についてのご質問をいただいております。  平成29年に地方公務員法及び地方自治法が改正されまして、平成30年度から県において市町担当者会等が実施され、平成32年、令和2年ですね、の4月1日の施行に向けた検討を始めました。  なお、本年8月20日に行われました琴平町議会全員協議会において、県が9月議会にて「会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例」を議案提出する見込みであることを報告するとともに、本町においても県の条例を参考に本町条例を作成し、12月定例会、すなわち今定例会に条例(案)の提出を考えていることを8月に報告いたしました。その後、仲多度3町の担当者による協議を重ね、今回、「琴平町会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例」また「地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関連条例の整備に関する条例」を上程し、議員の皆様にご審議いただくようになっております。  以上です。 ○副議長(山下 康二君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  なるほど、今回議案第5号できてますよね。あれ労働組合のほうはどうなっているんですか。   (「総務課長、答弁」という者あり)   (「はい」と呼ぶ) ○副議長(山下 康二君)  はい、総務課長。 ○総務課長(宮脇 公男君)  本年、町の職員組合とも話をさせていただいて、こういう条例を出しますという格好でご理解をしてもらっている状況になっております。 ○9番(眞鍋 籌男君)  そしたら労働組合とは話をしとるんやね。   (「はい」という者あり) ○9番(眞鍋 籌男君)  既にしとるんやね。これは何でかというと、高松市が労働組合と話ができないときに条例はできなんだやろう、高松市が。新聞で言いよったじゃないですか。知っとるやろ、高松市。それでちゃんとしてください。
     ②最近の統計では、町の正規職員と非正規職員との年収の格差はどのぐらいになっていますか。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○副議長(山下 康二君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。正規職員と非正規職員との平均年収のことの問い合わせでございますが、昨年度であります平成30年の給与実態調査によりますと、本町全職員の平均年収は490万円であり、同時期の臨時・嘱託職員の平均年収は172万1,000円でありました。非正規職員の年収は正規職員の年収の約35%というのがデータでございます。  以上です。 ○副議長(山下 康二君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  そしたらちょっと今、正規が490万で、臨時や嘱託のほうは大体172万といったんですけど、人数をちょっと教えてください。人数がわかったら。   (「総務課長から」と呼ぶ者あり) ○副議長(山下 康二君)  はい、総務課長。 ○総務課長(宮脇 公男君)  済みません、正規職員の数なんですけども、全体でいいですか。(「うん」という声あり)  全体で122名。(「122名、はい」という声あり)  臨時に関してですが、58名。(「嘱託は」という声あり)  臨時が34名と嘱託が24名、合計で58名。 ○9番(眞鍋 籌男君)  合わせたら180ということやな。 ○総務課長(宮脇 公男君)  正規と合わせるとそういう格好になります。(「わかった」という声あり) ○副議長(山下 康二君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  これね、年収が172万円で生活できないやないか。生活。もっと上げないかん、上げな。その気あるんないんですか。 ○町長(片岡 英樹君)  議長、これは議案の審議にかかわることですけど。 ○9番(眞鍋 籌男君)  もうええわ、わかった。もう言うな、もう止めた。これはええわ。5号に関係してくるきんの。  5.防犯カメラについて、町長は今年8月20日に琴平町所有の防犯カメラの映像を警察に提供する協定を締結しましたが、締結に際して、町民のプライバシーの権利の保護にどのような配慮をしたのですか。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○副議長(山下 康二君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  防犯カメラにつき、今年8月20日に琴平警察署との協定を結んだ件の質問でございます。  今回の協定は、町が設置・管理する防犯カメラの運用や、記録されました画像データを琴平警察署に提供する際の協力する事項を定めたものであり、よって住民の安全確保の寄与や、地域社会の発展に資することを目的とするものでございます。  協定書では、犯罪捜査のため、琴平警察署がカメラのデータを取り出した際には厳重な管理のもと情報漏えい防止措置を講じることや、適切な保管管理をすること、取り出したデータが不要になった場合は、速やかに削除することなどが取り決めらされております。  また香川県個人情報保護条例、また琴平町個人情報保護条例、その他の関係法令を遵守の上で取り扱うことも取り決めしておりますので、ご心配には及ばないと考えております。 ○副議長(山下 康二君)  はい、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  6.町立図書館について。①香川県の自治体の中で図書館がないのは琴平町と直島だけになっています。「文化の町・琴平」の町民憲章が泣きますよ。そのことについて町長はどう思っているのですか。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○副議長(山下 康二君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  琴平町内に図書館がないということについてのご質問でございますけども、私としては大変残念な状況であると考えております。 ○副議長(山下 康二君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  これは昨日ある議員が、小学校の分でも5年ぐらいかかると言っていましたけど、私にしたら、特に歌舞伎の、それも来年ぐらいにできる言いましたけど、耐震がやばいと思っておるんですよ。あれは何かあった場合、琴平町が保障しないといけないから潰れてしまいますよ一瞬に。こんぴら歌舞伎金丸座じゃわ。早よしてくれ。  次に、②香川県立図書館の公立図書館の間の相互貸借制度では、琴平町の榎井公民館が図書館代わりを果たしています。公民館と図書館の設置について町長はどう考えていますか。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○副議長(山下 康二君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  県立図書館の公立図書館の間の相互貸借制度についてのご質問でございますが、現在、町立の図書館がないので、県立図書館との相互貸借制度を利用して、町民が県立図書館の本を借りるための便宜を図りまして、その事務を榎井の公民館にて行っております。将来、町立の図書館ができればその機能は町立図書館に移していく予定でございます。 ○副議長(山下 康二君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  今、片岡町長がおっしゃいましたように、これは4番目の質問とも関係するんですけど、住民への周知、それはどのようにしていますか。 ○副議長(山下 康二君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  細かいことについてはちょっと通告がなかったものですから準備しておりませんけども、ちょっと十分でない可能性は高いかなと思います。 ○副議長(山下 康二君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  ③インターネットによって各種の図書の寄附を求めることも可能ですが、検討する考えはありますか。どの家庭も子どもが大きくなったら本が要らなくなります。 ○副議長(山下 康二君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  インターネットにより、家庭で不要になった図書の寄附を集めたらどうかというご提案でございますけども、現在寄附をいただきましても、町立図書館がないために保管する場所がないことから、町立図書館ができてからのことになりますが、蔵書の数の関係から、全て受け入れることは難しいことも予想されます。どのような方法がとれるかなどについては、ご提案はいただきましたけども、その時にまた一つの案として考えたいと思います。 ○副議長(山下 康二君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  私が言っているのは、インターネットやそんなんに載せても一遍にガバッとくることはあり得ないんですよ。一遍にくることは。恐らく知ったんが徐々にいくんですから、それさえ多く保管する片岡町長、置く場所はないんですか。あなたがおっしゃっていたのは場所の関係じゃないですか。 ○副議長(山下 康二君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  早目に取り組めばということでのご意見だと思いますけども、せっかく善意でですねご寄附いただきながら、それを十分に保管する体制ができていない現状では、ちょっと難しいかなと思います。 ○副議長(山下 康二君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  ④琴平町内の有志による子ども向けの読書手帳を配布して、図書館機能を果たしていますが、当面、このような活動を町は支援していく考えはありますか。 ○副議長(山下 康二君)  町長。   (「議長」と呼ぶ) ○町長(片岡 英樹君)  先般、「ことひらまちじゅう図書館」事務局より贈呈いただきました読書手帳には、町教育委員会を通じまして、各学校に配付いたしました。各学校で読書記録として活用し、子どもたちの読書活動が推進されることを期待しているところでございます。  このような活動についてはそういった形で継続して支援していきたいと思います。 ○副議長(山下 康二君)  眞鍋 籌男君 ○9番(眞鍋 籌男君)  終わります。ありがとうございました。 ○副議長(山下 康二君)  これで9番、眞鍋 籌男君の一般質問を終わります。  一般質問の途中でございますが、後ろの時計の2時半まで休憩をとります。
     再開は2時30分から行います。      休憩 午後2時15分      再開 午後2時30分      (出席議員、休憩前と同じ9名) ○副議長(山下 康二君)  それでは休憩前に引き続き会議を開きます。  発言を許します。  7番、今田 勝幸君。   (「はい、7番」と呼ぶ) ○7番(今田 勝幸君)  日本共産党の今田勝幸です。2019年12月議会の一般質問を行いたいと思います。  さて、情勢であります。12月9日に野党が40日間の会期の延長を求める中、安倍政権は総理大臣主催の桜を見る会にまつわる様々な疑惑に蓋をするためだと思うんですけども、臨時国会を閉会いたしました。この疑惑究明はあれこれの問題ではなく、私は政治、行政はどうあるべきか、道徳を説く史上最長の安倍政権の赤裸々な中身が後々戯曲化され、様々なところで演じられることになるのではないでしょうか。しかし、これは終わりの始まりであります。政治のモラルハザードを象徴しているからと思うからであり、3点ほど挙げたいと思います。総理大臣が税金を使って行う事業を安倍政治団体の資金団体、あるいは後援会がこれを利用した問題は、詰め将棋なら詰んだ状態、このようにも言われている。国会議員の資料請求があった際、約1時間後にシュレッダーにかけ廃棄をした問題は、この国の三権分立、国権の最高機関が国会、これはもう絵そらごとになっているのかと思わずにはいられません。これらについて国会で説明をすると言いましたけども、与党の責任もこれらをあわせて考えると非常に重いと思うところであります。この間の桜を見る会参加者の中に、反社会勢力や悪徳マルチ商法で破産いたしました元会長も総理や婦人、あるいは官房長官などと写真を撮り、持ちつ持たれつの感がところどころ出ていると思わずにはいられません。私はこれらの問題について、一国民として、傍観者ではなく、正す立場に立って、そういう立場に立って議員としての活動をしてまいりたいと思います。  12月議会の質問は、具体的にはただいまから、質問席から具体的に行いますので、よろしくお願いいたします。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○副議長(山下 康二君)  7番、今田 勝幸君。 ○7番(今田 勝幸君)  それでは質問をいたします。通告に従いまして、まず町長の政治姿勢について質問をいたします。  1番目であります。2017年に核兵器禁止条約が国連で採択をされました。これは禁止がとんでおりますけども、核兵器の禁止条約であります。現在、批准が34カ国になっております。発効まであと16カ国で効力を発行することになります。来年の4月24日から26日に核兵器禁止・廃絶を目指しまして、世界大会が初めてニューヨークで開かれることになっております。ここには世界の反核・平和運動団体が参加をいたします。日本からは、日本被団協、原水禁国民会議、日本原水協が参加をいたします。町長におきましては、是非この運動に賛同していただきまして、ご協力とご支援をお願いしたいと思うのであります。  そして、広島・長崎の被爆体験を持つ日本の政府も核兵器禁止条約に署名、あるいは批准すべきだと思いますが町長のご見解をまずお尋ねをしておきたいと思います。 ○副議長(山下 康二君)  はい、町長。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○町長(片岡 英樹君)  7番、今田勝幸議員の質問に対する答弁を行います。まず私の政治姿勢についてということで、核兵器禁止条約等々についてのお尋ねでございます。町政一般事務ではございませんが、直接ではございませんが、私の感想という形で述べさせていただきます。  ご案内のように、本町におきましても1984年12月18日に非核宣言都市として本町も表明しておりますことから、批准できればなと考えておりますし、また様々な運動、活動についても、私なりに協力はさせていただいているつもりでございますので、このことについては核のない世界というのについては同意するところでございます。  以上です。 ○副議長(山下 康二君)  今田 勝幸君。 ○7番(今田 勝幸君)  町長は、議長時代からもこの種におきましては、私ども平和行進についてご挨拶をいただいたり、激励をいただいているところであり、その間については大変ありがたく思っているところであります。  今後についても、今表明されましたように、ご支援をいただけるようでありますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。  また具体的にもう少し踏み込んで今回については、来年度4月に向けて一定の運動を起こしたいと思いますので、よろしくご相談のほうにもお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。  さて2番目であります。国政における今の政治の実態の中で、私は消費税の増税がございました。その景気対策といたしまして、プレミアム商品券であるとか、あるいはキャッシュレスであるとか、それにまつわりますポイント還元やインボイス制度など、私はこれらの問題についてばら撒きと思っていたり、あるいは小規模小売店、これらを無視していると思ったり、中小業者だけを泣かせていると、あるいは地域間格差が拡大をされたり、とにかくこういうやり方が弱者いじめと、あるいは排除の方向につながっているのではないかと、このような施策だと、斜めから読むとそう感じて仕方がないわけであります。  これらの点について、町長についての町長のご見解をお尋ねしたいと思います。 ○副議長(山下 康二君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  10月1日に消費税が10%に増税されたことにつきましての、その対策についての見解を求められております。  10%に増税されまして、過去の事例からいたしますと、私は本当に不景気に見舞われるかなというふうに感じておりましたが、私の感覚ではございますけど、思った以上に現在のところ不景気という影響が、少なくとも大きくはないかなと、過去に比べればないように感じておるところでございます。今のところは、一定の政府の増税対策というのは効果があるのかなというふうには感じておりますが、ただし、ご指摘のように、現場では混乱を招いており、これからの確定申告や会社の決算時期には何らかの影響があるように危惧するところでございます。  町といたしましては、そのあたりにつきましても、住民のそういった生活等について、できる限りの応援はしたいなと感じてるところでございます。 ○副議長(山下 康二君)  今田 勝幸君。 ○7番(今田 勝幸君)  質問がですね、見解を問うたもので、ここで異論を述べる、余り町長発信とする問題ではないように思うんです。しかし一言だけ、私どもの見解とあわせて述べておきたいのは、町長はさほど景気が悪くなるように思っていないという見解ですけども、やっぱりこの10月、11月については家計消費が非常に落ち込んでいると全体でね、そのことはボディブローとしてしっかりときいておるということだと思います。やっぱり私どもの知り合いの中で小さく商売をしている人なんかも、やっぱり売り上げが伸びないというところ、10%をどうするか、自分で被っても伸びないという、そういう苦しみが出ているというのが現状だと思います。  私は何かのコラムの欄で、週刊誌で読んだんですけども、政府のある審議会の中で、正式に委員の中で日本の中小業者は多過ぎるというのが正々堂々と意見を言う人が出てきてるということです。それは何を意味しているのかなというのは非常に私は今までの中小業者の皆さんや、個人の購買力で景気を支えてきたと、そこのところにメスが入っているのではないかと、言い方を変えれば、いろいろ手当やそういうのをしているけれども、結局それはまやかしではないのかと思わざるを得ないというのはあれで、大きな本筋は別のところにあるのかなと、こういう思いがするところであります。  加えて、賃金のマイナスの面については、これは1997年から2018年の民間部門の時給の変動率をOECDのデータベースから作成したもので、これはある機関誌の、赤旗ではありません。念のために。これは別の機関誌の新聞の表の中で見つけたやつですけども、賃金マイナスは日本だけということで、イギリスは93%上がっているわけです。アメリカは82と、フランスは69、ドイツは59、日本はこの1997年から2018年の間でマイナス8というふうになっております。ここに根本的な原因があるのではなかろうかというようにやっぱり思います。大企業の内部留保は436兆円を超えるということが先般発表されておりましたけれども、こういう中での歪がずっと出てきているのではないかというふうに思います。その上に消費税の増税という問題が被さってきているということが、私は非常に危険な状況だというように思います。  私ども日本共産党は、消費税を10%から5%の引き下げ、減税をするというような形で方針を出しておりますけれども、それによって全ての人たちに影響を与えながら、そこから解放していくと、言葉は悪いですけども、暮らしを支えていくいう立場で方針を出しているところであります。  質問であります。3つ目であります。マイナンバー制度の関係であります。何が何でもマイナンバーカード、制度を活用しカードを作ってもらおうと国民に対して、そういう立場で国民に番号をつけるための通知番号のカードはもう廃止をするというのが決まっておる。これは今までここに何百億というお金もつぎ込んだわけでありますけども、これもやっぱり結局のところ、それさえも無駄にしてしまっているというのが状況だと思う。さらにマイナンバーカードにチップを活用して健康保険証機能に活用するとかいうことで、事実上国民がもたなければならないように誘導しているというように思うわけであります。さらにこれにキャッシュレスを加えましてポイント還元を付与してみたりとかいう動きもあります。私は政府の近年の施策の中に、おまけつきと言いますか、あるいは起爆剤にこういった形を時々とるわけでありますけども、なおこれをすることによって、紛失したときにどうなるのかとか、個人情報の漏えいの問題などについてはリスクが増大する。今、最もこの辺が心配があってマイナンバーカードの普及が進まないという問題があるわけでありますけれども、それを広げながらしていくという矛盾が非常にあるわけであります。私は端的に言って、国民からも今の状況の中では、私はこの制度、マイナンバー制度そのものが私は失敗しているのではないかというふうに思うわけであります。  町長については、この問題についてどのようにお考えかお尋ねしたいと思います。 ○副議長(山下 康二君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  マイナンバー制度についてのお尋ねでございますけども、本町でもマイナンバーカードの発行事務もございますが、普及ができていないのではないかということのご指摘でございますが、現状は確かにご指摘のとおりかと思いますが、私は、政府は普及に向けて様々な政策や事業を今後展開していくということでございますけども、近い将来、結果としてこのマイナンバーカードが普及して、私たちの生活がより今よりも便利になるような制度になればということを期待しております。  以上です。 ○副議長(山下 康二君)  今田 勝幸君。 ○7番(今田 勝幸君)  次に移っていきたいと思います。指摘したいところはあるんですけども、移りたいと思います。  琴平の農業の現状と希望のためにということで、2、3質問をしたいと思います。現状が知りたいので、米、ニンニク、キャベツ、菜花、ブロッコリー、白菜、タマネギなどの作付面積と把握できる収穫量、そして販売総額を10年間にわたり、その推移がわかる一覧表を作ってほしいと求めておきたいと思います。これはもういただいておりますので、そういうことで進めたいと思います。  これによりますと、まず10年間という要求でしたが、なかなか現状として非常に把握がしにくいと、農協さんにもお聞きしたようですけども、そこでもすぐにはなかなか出せないという問題もありまして、平成27年、28年、29年、30年、そして今年の令和元年ということで、米の問題とニンニクの作付面積だけですね、菜花については30年までということでの資料であります。タマネギについては元年だけと、今年だけと、キャベツとブロッコリーもそうであります。白菜は実績がないということでの報告であります。  これを見て次の問題についてでありますけれども、私はこの資料、多分町長ももらっておると思うんですけども、私は何故こういう資料請求をしたかと言いますと、実は琴平の特産品は一体どうなっているんだろうかというのが本音であります。先般、ニンニクを6㎏ほど欲しかったので、琴平町内で問い合わせるとどこも売るっていうところはありませんでした。これは特産品の現状であります。あったのがねむ工房にありました。ちょうどよかったということで6㎏譲っていただきました。ねむ工房は「ガァリック娘」の作業をしておりました。仕事として皮を剥いてスライスをして冷凍して小豆島へ送ると、その作業で必要だからということで、いわば自前で作っているということでありました。それで助かったわけでありますけれども、私はかつてはキャベツの問題の時にもありますし、今、ブロッコリーは香川県の特産として関東周辺に全部出ていると、殆どは香川産ではないかと言われるほどです。そういった中で特産品がないという町、あるいはニンニクが特産だったけれども、この表で見ると、下り坂傾向にあるというのが現状であります。買うところもないと、あるいは高校生を中心にして社協がやっている料理コンテストとかもやっておりますけど、いまいち普及はまだしていない。「ガァリック娘」については一定成功の範疇に入るのかなと思います。しかしそれとて6次産業化、次の話とダブりますけど、6次産業化の問題についてもまだそこまで半分の産業です。ですから私は琴平の町の特徴の中で、観光の問題に対して産業としてしっかりしている政策も出ているように思う。まだ金毘羅山だけという問題はありますけど、しかしその他の産業については、行政として何ができているのかなという思いがしております。そこのところに支えていかないと、本当に片排気口になるのではないか。  農福ということで「ガァリック娘」は注目を浴びています。しかし商業とあるいは観光と農業の連携というのは、どこの観光地であれ、どういったところであれ、それが一番の活動のスタイルになっていると。琴平の農業がそれだけ疲弊しているのかという問題と、次の段階はいきたいと思うんですけども、まず町長にこの現状ですね、特産品が今なくなっているような現状、特に今までニンニク、ニンニクということで売り出そうとして言った中身がこの現状、これについてどう思っておられるかというのをお聞きしたいと思います。 ○副議長(山下 康二君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  町で採れますいわゆる農産品、特に野菜関係ですよね。特産品としてどうあるべきか、どうお考えかというご質問でございます。  昨日、同僚議員さん、別の議員さんが稲作というところでの質疑がありましたので、これはまた置いておきまして、いわゆる野菜関係ですね、特にニンニク、菜花、一覧によりますとオクラ、ブロッコリー、これがよくある琴平町の特徴ある野菜でありますけども、まさに今ご指摘のように、ニンニクをですね、いわゆるブランド化するということで、随分長い間ピックアップしていっておりますけれど、じゃあ現状の話でいうとですね、殆どが関東のほうの市場に出荷されておりまして、ご案内のように、実は地元で琴平のニンニクはなかなか入手できない。もちろんニンニクだけでなくて他のものもないというのが現状であります。  観光地琴平ですから、旅館さん等ですねに入れてということで、何年か前かわかりませんけども、マッチングの機会があったんですけど、結局ですね、旅館さんが欲しいものと、残念ながら琴平町の農家さんでそれだけのものを提供できないということで、うまくマッチングができなかったという話はよく聞くところでございます。  この特産品であるがゆえに、そこに行けばそこで採れたものが食べられるというのが本当は一番観光地では有利な話でございまして、例えば朝採れレタスということで、朝の朝食にですね、朝の4時や5時にですね、採れたみずみずしいレタスというのは大きな売りになるわけですが、それも先ほど申しましたように、十分に供給体制がとれていないという、連携がとれていないというのは残念なことでありますので。  というのと併せて、ご案内のように後継者の問題であったり、特にニンニクはここ2、3年が非常に病気とかいろんな要素も含めてですねちょっと不作が続いているというところもありますので、一概に言えないんですけども、いい意味ではですね、結果としてどこかの農家が余ってしょうがないという状況じゃないという面ではメリットではあるかと思うんですけど、ただやっぱり聞くとですね、送料の部分については負担があるので、その分はやっぱり特に関東方面についてはマイナス要因というふうなのがあると思います。  いずれにいたしましても、ご指摘の、現実、本当の自家消費、そのあたりを言われてると思うですけど、自分のところで作ったものは、自分のところで消費するという、本来は本町では農業と商業、観光業とのサイクルとしては適切であるんですけど、現状、農家の出荷先等々を考えると、うまくそれが機能していないという認識はしておりますし、かといってこれをどうかするかということはですね、ちょっと難しいかなというのが私の考えです。  以上、状況だけです。以上です。 ○副議長(山下 康二君)  今田 勝幸君。 ○7番(今田 勝幸君)  現状はわかりましたし、私は私なりの現状の分析もしておりました。また資料としてもいただきました。次の発展の問題として、是非衰退を食い止めなければならないというのは是非同じように認識をしておきたいと思います。  次でございますが、食糧の自給率の向上、今、38%になっております。米の消費拡大の問題がございます。これで食糧自給率の向上もしなければならないとも思うわけであります。さらに農産品の問題についても、地産地消の拡大の問題もあろうかと思いますし、特産品についての、若干先ほども触れましたが、6次産業化の問題も必要ではないのかと、様々なことがありますけれども、具体的には何ができるかというと非常に困難な問題が多い。これは事実だと思います。  しかしながら、一番力を入れてできないことはないというか、やればできると思うのが、私は給食の問題については、それは取り組み方によってはできるんだと思います。現実に自分のところの地域の米で、炊飯でご飯を食べている給食も、至るところに日本全国ではあるわけであります。具体的にはできる問題であります。  それともう一つ関連をして考えてみますと、先般、国会の中でも話題になっておりました。外国産の小麦の発がん性の物質が残留農薬が検出されている。これは今食用になっている小麦は殆どが外国産です。スーパーに並んでいるあの食パンには全部そういうのが使われているということになります。給食は食パンではないけれども、普通パン食はそういう傾向である。  そういうのは本当に子どもたちに与えていいのかという問題があります。私は思い切って、この辺の学校給食から取り除き、米飯給食に切り替えていくべきではないのか、今までの関係とか、あるいは様々な問題が後々出てこようかと思いますけども、しかし、これはできる話であります。  この小麦の関係からだけでなしに、米飯の問題についても、琴平で、琴平の町だけで考えるとあれですけども、幸いのこと、善通寺とか多度津とかを入れると広くなりまして、それなりの量が出てくるのではないか。これは給食センターの運営委員会と言いますか、町長が会長ですよね、今。そういう立場から一度提起してもらってはどうか。そこら辺はそういうリーダーシップの発揮の仕方もあるというようには思うわけです。ですから是非そういう立場で給食での問題の、米の問題と小麦の発がん性残留農薬の問題、これを絡めてもらいたい。もっと広げてもらえれば、地産地消の野菜等の地産地消についても道が開けるのではないかと思います。是非提起をしていただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○副議長(山下 康二君)  答弁、教育長求めます。 ○教育長(篠原 好宏君)  今田議員のご質問にお答えいたします。  食材の調達は、パン、米、牛乳については香川県学校給食会を通じて、指定の業者に発注し、納品しております。野菜、肉、果物などの食材については、1市2町で選定した業者で入札を行い、それぞれに規格を設けて、国産や県産、それから1市2町産などの地場産物を積極的に使用するなど、安心・安全な食材を選定しております。  また食材の入札には、保護者や学校長、園長も参加し、価格だけでなく、品質にも考慮し決定しております。なお、パン食、米食の協議等については、町長と協議の上、また協議会等で提案することも視野に入れて検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。   (「議長」と呼ぶ) ○副議長(山下 康二君)  今田 勝幸君。 ○7番(今田 勝幸君)  現状の問題については答弁をいただきました。要望については十分な答えにはなっていないと思います。ただ、是非努力をしてもらいたいと思います。子どもの安全の問題と併せまして、この地域における地産地消の問題は非常に大事な、食糧自給率の向上にも繋がってまいりますので、是非そういう立場で頑張ってもらいたいと思います。学校給食会等の問題については、いろいろな問題があろうかと思いますけれども、私はこれのクリアは、一遍に全部やめるわけではないので、一つ一つ、できるところからクリアしていっていただきたい。そういう方向で是非頑張っていただきますようお願いしておきたいと思います。  3つ目であります。耕作放棄地、遊休農地、これは豪雨災害などの拡大にも繋がってまいります。  町の現状と対策を質してまいりたいと思います。
     現状についての報告を併せてお願いいたします。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○副議長(山下 康二君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  耕作放棄地、また遊休農地についての現状の報告をということでございます。  耕作放棄地、遊休農地は、一般的には同じ意味で扱われることがありますけれども、定義、法律上では扱いが違っております。これにより、数字化すると面積に差が生じてまります。また、時期や管理状況によってもその判断は変わってきます。質問の意味は、管理の不十分な農地と解釈されますので、それに従って回答いたします。  耕作放棄地も遊休農地も、現在の農業情勢上、主に山際を中心に存在しております。琴平町の農地は、山際が少ないのでそれほど該当する面積はありません。農地がそのようになる原因としましては、農家の高齢化、後継者不足、農地の形状、農作物の収益性などがあります。これらの条件が重なりますと、管理不十分な農地が発生いたします。そもそも、山を開墾し農地にした土地がまた山に戻っていくとも言えますけども、特に農地の形状や立地条件が悪い場合には、その生産性は極めて低く、早くに管理不十分になってしまいます。  このような状況のもとでは、その対策はかなり難しく、個人財産であることも含めますと極端なこともできず町としても方法に思いあぐねておるところであります。  寄附できないか等の相談もありましたけども、現実的には不可能でございます。  地球温暖化が進行する中、他市町で毎年のように発生している水害は琴平町でも例外ではございません。農地が適切に管理されていれば、万が一災害が発生したとしても、農地が天然のダムの役割を果たし、幾分時間や被害の緩和軽減をすることができるのはご案内のとおりでございます。  今後できるだけ、農地が適切に管理、守れるようできるだけ、所有者、また近隣の自治会や農業関係者に機会をみて呼びかけと働きかけを行います。  また、法面の高い農地など、災害が予想される箇所については日頃からの点検を意識し、異常があれば報告をいただき、その都度最善の対策を講じるように努めてまいります。   (「議長」と呼ぶ) ○副議長(山下 康二君)  今田 勝幸君。 ○7番(今田 勝幸君)  農地の農産物以外の豪雨対策、自然のダムと言いますか、そういう役割、農地保全の立場からの回答はいただきました。ただですね、今の回答の中で私はもう少し踏み込んでもらいたいなという思いがしているところであります。耕作放棄地、遊休農地現状でありますが、これはなかなか、先ほども答弁でありましたように難しい問題もあり、私は端的に言って、遊んでいる土地があるから何とかせいというのもあります。それは。だけどその問題をそのまま放置するのではなく、どう将来、あるいは近々のうちに耕していただけるようにするのかと、農地の活用の問題として、先般も同僚の議員からも一定のこういう話もございましたが、私は一つには農業従事者の問題が非常に減ってきている。これを増やすのにどうするのかという問題、一つには、香川県の農地機構、財団法人香川県農地機構の活用については考えないのかというふうに思うところであります。これは農地機構の中に、田んぼの借り手と貸し手ですね、その斡旋をする。平たく言うとそういう仕事があるわけですけども、そういう機構があって、ここに申し込めば相談にも乗ってくれると、琴平町からも5法人についてはちゃんと申し込みをされているようであります。しかしそれは余り上手くいっていないというようにも聞いております。  もう一つ、私は何故この話をするかと言いますと、ここの機構の中のその相談員だと思うですけど、琴平町の中には相談員がおられません。おるのは多度津に琴平町の人がその相談員として入っておられます。そういった人が何故活用できないのかなという思いがするわけであります。そこにどういう配慮があって県のそういうところと上手くかみ合わなかったのかという思いがちょっとしておるわけです。  すぐにUターンやIターンの問題で就農が上手くいくかといえば、まだまだそんなところも多いと、しかし現実、遊んでいる土地を何とか耕してもらえる方法というのは、やっぱりそこにもせっかくこういう機構があったり、こういう制度がある以上、活用すべきではないのかというふうに思っていますので、そのことについて、具体的な問題には提起はしておりませんけれども、もしお諮りいただく、私の提案も含めて感想がありましたらよろしくお願いしたい。   (「農政課長の答弁」という声あり) ○副議長(山下 康二君)  農政課長。 ○農政課長(大西 洋二君)  失礼します。議長のお許しをいただきましたので回答させていただきます。  現実、農地機構はございますけども、農地機構に関しては、今、議員さんが言われたように、借り手のほうがしっかりしていないとなかなかマッチングすることができません。現実は借り手のほうが少ないものですから、貸し手は多分いっぱいいらっしゃいます。借り手のほうは条件を選べるような状態でございますので、実際は農地機構に預けても、殆どマッチングされてまとまるということはないような状態が、今本当の現実です。  2点目はですね、集積専門員ができれば、そういうのができるんじゃないかというお話ですけれども、以前、この農地機構ができたときにそういうお話をしました。でも県の農地機構の意向としては、町で一つ一つ、善通寺に一人、琴平町に一人、まんのう町に一人という形で作ってくださいということでした。ご存じのように琴平町については面積が狭いものですから、どこかと一緒にやらしてくださいというのが希望でした。それがちょっと現実的に叶わなかったので、今のような状態です。  そこまでの貸し手、借り手の話というか、面積はなかったものですから、今のままの農業委員会で何とかできないかということでやっております。  今後は、農地機構を十分に活用できるような方法で考えられればなというのも考えております。  以上です。 ○副議長(山下 康二君)  今田 勝幸君。 ○7番(今田 勝幸君)  まあ、マッチングがなかなか難しいというのは、琴平の特徴かなと思いますね。しかし、これは四の五の言う時間はなくなってきているんじゃないか。はっきり言いまして、今の現状を見て、本当に年月が費やすればづつ農地の土地の力というのは弱ってくるわけで、早くしないと、これはやっぱりそのものがやっぱり駄目になってくるのではないかと、そういう気がいたします。農地管理機構の活用については、是非いろんな諸問題があろうかと思いますけれども、クリアできるところはクリアするように、是非お願いしたい。そしてよく他の農業団体とか、あるいは認定農家さんとか、様々な方々とも相談もしていただき、この話で言うなら農事従事者の話と同じになるんだと思いますけれども、借り手のほうも高齢化になっていって、その問題もクリアできていないじゃないかと、できんのではないかという、こういう心配もございます。  しかし、いずれにしましても、そういう方向はしないと、あらゆる手を使って農地の拡大をしていかないと、それは食糧自給率の問題だけではなくて、その地方が疲弊していく。ここにやっぱり大きな問題点が出てこようと思います。  幾ら観光で派手な動きをしておりますけれども、少し一歩出ると草ぼうぼうの田んぼばかりではこれはやるせない話で、そんな話はやっぱりしたくありませんので、是非努力のほうをお願いしておきたいと思います。  もう一つだけつけ加えて、これは要求になりますか、先般の農業問題についてのご意見も要求も出ておりました。私も思いますのは、この今の政府の農業政策、私はこれがですね、要は輸出と規模の拡大、集約したらそこに尽きるんじゃないかというように思うわけです。それがここ数十年来、ずっとこのような政策がとり続けられてきて、またそれを拡大しようとしている。それが今の現状だというふうに考えています。  ですから、こういった考え方と、合わない地域というのは狭い国土ですが出てくるわけです。琴平町も私はその一つではないかと思っています。だとしたら同じような方向を追うのではなくて、別の方法を考えるべきだということです。それは何故か、私は家族農業の支援をすること、個別所得補償が一番ではないのか。  この先ほど言いました問題と併せてこの2つをしっかりとやっていくことが、琴平の農業の希望を作っていくことだと思います。お金はかかると思います。しかし国土を荒廃させてはならない。この立場で取り組んでいる問題だと思います。主張もし、これは要求もしておきたいと思います。  次に、来年度の予算に対する要望事項として、提起をし、要望もし、要求もし、要請もしておきたいと思います。  今までも主張もし、繰り返しにもなりますので、是非来年度の予算の中で実現をとする項目だけを挙げてみました。全部全て一括して申し上げておきたいと思います。  まず1番目、先の9月議会で大きな話題になりました、3歳から5歳の保育所・幼稚園の給食費の完全無料化を求めたいと思います。  2つ目、高校を卒業するまで医療費の無料化と子どもの国保均等割の廃止を求めます。  3番目、介護保険の認定につきその介護1、2の保険外しや、ケアマネジメント有料化、さらには介護保険料の利用料値上げはしないように求めておきたいと思います。  4番目、中学校の新校舎の完成に伴いまして、メンテナンスの予算化を求めて、その基金化を提案をしておきたいと思います。これは多分違う方向でもあろうかと思いますが、併用でも構いませんので、このメンテナンス用の基金が必要な額、予算を貯めておく必要があるという提案であります。  5番目、内町交差点から琴平郵便局間の電柱地中化工事が最終段階になろうとしております。そこで確認でございますが、いわゆるこの間の至るところのかまぼこ型歩道の改善については、これは改善もされるというふうにかつてお聞きをしているところであります。完成が間近、最終段階において、もう一度この問題は間違いがないか確認をさせていただきます。  6つ目、町道の高灯籠から琴電北野町踏切間の用水路部分、現実的には高齢者などの歩道部分となっておりますので、補修の改善を求めておきたいと思います。  以上、まとめてでございますが、よろしくお願いします。 ○副議長(山下 康二君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  6点にわたりまして一括のご質問でございましたので、一括して答弁させていただきます。  まず3歳から5歳の保育所・幼稚園の給食費完全無料化の要望でございますけども、9月議会の一般質問でも申し上げましたように、政府の見解では、食材料費について、在宅で子育てをする場合でも生じる費用でありますことから、保護者が負担することが原則であると整理しており、幼児教育の無償化後も主食費、副食費ともに施設による実費徴収を基本としております。よって、現時点では、これまでどおり昼食費は保護者負担をお願いしたいと思います。なお、今後の動向を注視しながら、町単独補助の可否については、検討してまいります。  続きまして、高校卒業までの医療費無料化と子どもの国保均等割廃止の質問でございますけども、議員もご存じのとおり、本町は現在子ども医療費の助成については、年度末年齢が15歳までの子どもに対して実施しております。  私は就任当初より、子育て支援施策の一環として、子どもの医療費の年齢引き上げについて、担当課に調査研究を命じるとともに、私自身も他市区町村の動向を注視しておりました。  そんな折、厚労省が平成30年4月1日時点で47都道府県、1,741の市区町村を対象に調査し、令和元年8月7日に公表いたしました平成30年度子どもの医療費助成の調査報告が担当課より上がってきました。その報告によりますと、47都道府県、1,741の市区町村を対象に調査した外来診療の対象年齢を18歳の年度末のいわゆる高校生までとしている市区町村の数が541でございまして、前年度より67の市区町村が増加し、調査市区町村の約3割となっております。また、入院の診療については外来診療よりも多く586市区町村が実施している現状でございます。  本町といたしましても、子育て支援施策の柱としてできる限り早い時期での取り組みたいと考えておりますので、現在、必要経費、実施時期等を内部協議しているところでございます。  次に、子どもの国保均等割の廃止に関しましては、県内国保担当課長会においても、議題の一つに挙げられておりまして、本町といたしましても、子どもの国保均等割の廃止に伴う国保税全体の影響、また今後考えられます国保事業納付金増加によります国保税の引き上げ等課題が多くございます。  今後、県内市町の国保の担当課長会での協議等を注視しながら、国保税全体を鑑み、様子をみてまいりたいと思います。  続きまして、介護保険の認定の保険1、2の保険外し、またケアマネの有料化、保険料の値上げはしないようにの要望でございますけども、これにつきましては、介護保険の適応範囲、ケアマネジメント料金、介護保険利用料については、国の制度に基づいて適正に運用しておるところでございますが、新たな情報がございましたら随時報告させていただきます。  続きまして、中学校の新校舎完成に伴うメンテナンスの予算化の基金化でございますけども、これにつきましては、施設を定期的に点検し、必要な時期に改修を行っていくことが必要でありますので、このご提案については検討課題とさせていただきたいと思います。  続きまして、内町交差点からの、いわゆる神明町筋ですね、の電線地中化の工事についての歩道の道の改善ということでございますけども、現在、県が進めております地中化工事後の舗装につきましては、確認いたしましたところ、現在の仮舗装と同程度の舗装となることとの回答でございます。  なお、今でこぼこになっているところにつきましては、来年4月に聖火ランナーや聖火パレードも走ることから、仮舗装で平らになるよう、県土木事務所のほうに申し入れるところでございます。  6つ目の、高灯籠からの北野町への用水路部分の補修改善につきましては、町内の道路ストックの維持については、限られた予算での中で効率的な運用が必要あると考えておりまして、来年度におきましては、町道など劣化度をなるべく費用をかけずに調査し、改修が必要な箇所や優先順位をつけまして、計画的に補修改修を行うことを検討しているところでございます。  町民の皆様には大変ご不便をかけていることは存じ上げておりますけれども、町財政等の状況等々踏まえご理解いただけますようお願い申し上げます。  以上、一括しての答弁といたさせていただきます。   (「議長」と呼ぶ) ○副議長(山下 康二君)  今田 勝幸君。 ○7番(今田 勝幸君)  余り芳しくない方向の答弁もありましたけども、順次また必要に応じて要求もし、主張もしてまいりたいと思いますので、今日はこの辺で、この問題については終わりたいと思います。  次にごみ行政であります。最近のごみの問題への意識は、環境庁の調査でも確か低下傾向というのが出ておりました。町民の意識についてどのように認識をしているか、まずお伺いしたいと思います。 ○副議長(山下 康二君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  ごみ行政のあり方について、町民の認識のお尋ねでございます。  ごみ問題に関する意識についてですが、内閣府の環境問題に関する世論調査においては、ごみ問題への関心度は調査対象者の約90%の方が関心があるとの結果が出ております。先日、町民参加の秋季クリーン作戦が実施されました。これまでの実施方法を見直し、今回、自分たちの住んでいる身近な場所を出発地点とゴール地点というふうに変更させていただきまして、身近な場所を中心に清掃しようということを念頭に実施しました結果、参加人数においては過去最高の参加数、598人の町民の方にご参加いただき、ごみ収集量も前回よりも114%と高いものとなりました。町民の皆様のごみ問題については高い関心があるかと思いますけど、これはデータをとっていないのでなかなか数字になりませんけども、今後の課題としても現状の中では比較的高いのではないかなというふうに認識しております。   (「議長」と呼ぶ) ○副議長(山下 康二君)  今田 勝幸君。 ○7番(今田 勝幸君)  見た項目が違うような感じがいたします。私の説明不足かもわかりませんが、余りここは深く議論せずにですね進めていきたいと思います。  今、現在のごみについては、ごみ焼却中心の政策になっていると思います。環境の問題とか、あるいは資源を守る、そういう点。あるいは人々の安全・安心の確保、これは地球規模の問題でありますが、こういった点については、やっぱり気候非常事態が今起こっていると、そういう感覚で物事を考える必要があるんのではないかと。温室効果ガスの人為的排出のゼロに目指す課題、いわゆる日本の政府は、背を向けていると言っても言い過ぎではないと思っています。  町の今度のごみの政策については、こういった点があるのでしょうかと。基本的にはどうお考えなのかとお聞きしたい。イメージしてほしいということであります。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○副議長(山下 康二君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  ごみの、いわゆる処分方法についての考え方ということでのお問い合わせかと思います。  議員ご指摘の、ごみ焼却中心の政策を脱却して、町としてもですね、一層の3R、いわゆるリデュース、リユース、リサイクルの推進に加えまして、地球温暖化対策の実行計画によりまして、年度ごとに温室効果ガス排出量の集計・分析により職員の意識向上を図り、取り組みを進めております。  資源ごみ収集につきましては、事前の準備作業においても通常収集と比べても手間がかかるだけではなく、住民の皆様へのご負担も少なからずあると考えておりますが、町の方針といたしましては、今後もこれらにつきましては継続し、住民の意識向上を図っていきたいと考えております。  またごみ処理の対策につきましては、住民サービスにおいて、私は重要であると考えております。その中で特に最終処分場のあり方というものが一番頭の痛いところでございまして、いわゆるその処分場の延命、活用が課題であると思っております。そういった意味で申しますと、ご指摘のように、焼却してですね少しでも最終処分場に排出するものを減らすというのが、今実際に主眼でありますけども、それは置きかえれば、焼いて云々じゃないという部分で言うと、ご指摘のように、地球温暖化対策には逆行しているんじゃないかというご指摘は確かに当たりますけども、住民から出されますごみの処理について、最終処分場を延命するということを私は主眼に置く以上、若干そのあたりについてはご指摘はそうだと思いますけども、しかし、もしも焼却処分をせずにいろんなやり方でやるというふうになると大変厳しいございますので、中讃広域におきましても、今回ですね焼却場から出る焼却灰を遠隔地の工場に送りまして、コンクリートとかで使いまして、少しでも最終処分場、確かに経費はかかりますけども、最終処分場に排出する量を減らし、最終処分場の活用、延命を図るように努力しておりますので、ご指摘については大変頭が痛いところではございますけども、現状の中で少しでもそういう住民の負担がないように努めることを主眼に考えているところでございます。  以上でございます。 ○副議長(山下 康二君)  今田 勝幸君。 ○7番(今田 勝幸君)  ごみの量を減らす、灰にして埋め立てるということ、今このところ話題になっておるのは、プラスチックごみとペットボトルですね。海洋資源、魚が食べて死んでおるというやつ。それと地球温暖化の燃やすことによるあれやね。全体のごみを減らしていくということと、使いまわすということ、言葉は悪いんですけども、ペットボトルからビンに変えるとか、入れ物を別のに替えるとか、そういう方法があるということ、これは町だけの問題ではないんだと、日本の産業全体、日本の国の問題とのかかわりが非常に強い。私はもうちょっとそれを小さくして3つ目の問題と言いますか、限定しながら進めたいと思いますが、ごみをもとで減らすということ、繰り返し使用する、さらにはリサイクルとして資源化して使うと、ここに今一度立ち返る必要があるのではないか。その問題で言うなら、町民とともにこの問題は自覚をして、そして行動していくと。そのための私は啓発の活動と、それに向けて実績を報告する、そういうことが大事なのではないかと思っています。  これが3つ目でありますが、こういうことでどうでしょうかとお伺いしておきたい。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○副議長(山下 康二君)
     町長。 ○町長(片岡 英樹君)  ご質問につきまして、議員がご指摘のように、町といたしましても、同じになりますけど、3R、いわゆるリデュース、リユース、リサイクルの推進によりまして、資源ごみの収集に関する住民の皆様の意識向上のためには、啓発や実績報告が必要と考えております。  現在、毎月の町広報誌に、資源ごみ別の収集量、それによっての売却の金額、そしてそれに係った処理費用などを報告させていただいております。  住民の皆様からは、広報誌に掲載されております収集内容などに関心を寄せられており、問い合わせも多く頂戴しているところでございます。  このように、町民の皆様の資源ごみ収集に取り組む意識の向上に繋がっているものと期待もしており、引き続き実施していきたいと考えております。  また先ほど答弁いたしましたように、住民各位から出される、いわゆるごみの処理が大変であるということも認識してもらう活動も改めて必要だと思います。  またプラスチックのことについてありますけども、これは今町としては具体的にしておりませんけども、企業のほうとかコンビニのほうでもですね、いわゆるレジ袋についてもですね、恐らくこれは持ち帰る段階で、なんとか町として取り組まなければならないかなと思いますし、私もマイバッグを持っていくようには心がけております。  以上です。 ○副議長(山下 康二君)  今田 勝幸君。 ○7番(今田 勝幸君)  今までも広報などで実績についてもご報告され、それなりのことはされておるというようには私も思います。しかしますます今日の、先般も終わったのかな、スペイン、スイスで行われているマイコップ、カップ25スペインか、そこで行われている。あの16歳の女の子には頭が上がらないというのが大人一般のあれだと思います。  そういった方々が言われるように、やっぱり私たちはそれに答えていかなければならない。そういう意味では、町民とともに行動ができるような、啓発の問題も実績の問題も是非引き続きお願いしておきたいと思います。  ただ残念なのは、私は先日、不名誉な化石賞を日本が貰いました。ということですね。全国でマイボトル運動が進められており、だんだん静かに深く潜行しながら広がっている、こういう状況だと聞いております。これは何かと言いますと、ペットボトルの水やジュースを買うのではなく、マイボトルで水分補給をすると、子どもについては数年前からずっとそういう格好でありますけれども、大人もそれに負けずにと。またこういうのは非常に多くなってきているように感じるところであります。この運動がイベント会場においても、あるいは使い捨ての食器やコップなどを流通容器に切り替えるなどされている。それで運用がされるようになりつつあるということも言われておる。レジ袋も同じでございますけども、これらが散乱する頃には確実に全体数を減らしていくというのは明らかである。こういう運動に、やっぱり啓発の問題も含めて、是非広報等でも紹介をしたり、あるいはそういう方向に町自身もやっていく必要があるのではないか。  もう一つは、マイボトル用の無料の給水所が公園などに設置されえてきているというところもございます。マイボトルを持参するとそこの店では飲み物が安く買えると、そういうお店も出現をし始めているようであります。  それらと同様に、マイボトルの利用者そのものがやっぱり増えているというのが現状の問題として、私たちの一人一人が、消費者自身もこういう行動に参画ができる、このぐらいだったらできるというような方向が運動が進められている。是非参加を促したいと思います。  環境によいという啓発の問題と、そう言った普及も大事ですけど、もう一つは使わない、買わない、捨てないという選択ができるように啓発等ですね、私たち一人一人が実践行動が求められておると思いますので、そのような方向で是非広報のほうも力を入れてやっていただきたいというように思います。  次、最後の問題であります。県の水道事業についてであります。水道料金と下水道料金の徴収方法が2カ月に1回となると「水まち通信」で私も先般知りました。今議会で、この問題は議題として提案をされております。ただ提案されているのはいいんですけども、これは遅いのではないかということです。議案に出てくる前に、一定の期間、当然住民の生活に直接かかわる問題ですから、お知らせをすると、それに基づいて議員も議論をして、それにどうするかという審議をしていくということが一定の期間が必要だと。ましてや同じ使った費用を2回分を1回で払う、払うのに変わりはないではないか、安い、高いも変わらないと、便利がよくなると、そう言いますけども、例えば2,000円ぐらいが4,000円になるのと、8,000円、9,000円の方が1万6,000円、2万円近くになるのとでは、大きく生活のリズムが異なります。そういった心配はしなかったのかという思いがするわけです。これは金額の問題ではなく、やっぱりこういうことがずっと出てくるというのが公益事業になる大きな問題点だと、町民無視をしているのではないかとかいうのを時々言ってまいりましたけども、こういう結果として、こういうことに出てくるということで、指摘もしておきたいと思いますし、こういうふうなのを言われないように、是非お願いをしたい。  これを見て、うちの家内じゃありませんけども、うわ、これは大変やとびっくりしておりました。気つけとかなんだらこれは多分なしになるぞという話です。  ですからそういうのが心配な問題でございます。水だってばかになりませんので。非常にそういうことが言われていますので、議題として指摘をしながら、答弁もお願いをしたい。   (「議長」と呼ぶ) ○副議長(山下 康二君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  県水道事業におけます水道料金、また下水道料金の徴収方法が2カ月に1回になる点のことにつきましてのご指摘でございます。  香川県水道広域化基本計画では、営業業務のうち「検針、調定及び収納業務」とし、平成30年度から2年間は、それぞれの旧水道事業体の運用によるものといたしておりまして、平成32年度、令和2年度の水道料金システムの稼働に合わせて取り扱いを統一するというふうにしております。  これに伴いまして、水道企業団の琴平事務所は本年度までは独自の運用を行ってまいりましたが、来年度、すなわち令和2年度からは県下統一のシステムを用いまして中讃ブロックセンターとして運用を行うことになります。  また、下水道使用料の料金は水道企業団が検針した水量を用いまして算出しておる関係で、来年度より企業団の検針が2カ月に1回へ変更となることから、結果として料金の請求も同様の扱いとなってしまいます。  ただし、2カ月に1回の請求になりますので、そのご指摘のように、合計金額をお支払いいただくようになります。  また、住民への周知につきましては、この12月議会において上程しております条例改正のご承認をいただいた後に、広報等を通じて周知する予定でございます。   (「議長」と呼ぶ) ○副議長(山下 康二君)  今田 勝幸君。 ○7番(今田 勝幸君)  周知は早くからお願いしておきたいというように思います。条例が通らないわけにはという問題もあろうかと思いますが、こういったことは直接財布の中の問題にもなりますので、町民にとっては関心の高い問題であります。やっぱり早目に、早目に是非、どうせするならお願いをしておきたいことであると、これは広域事業への移行の一つの問題点だということも指摘をしておきたいと思います。  ちょっと時間が早く終わりますが、何とか12月議会の一般質問を終わることができました。調子悪くして約1週間になります。十分な準備もできずに、余り答弁もしづらかっただろうと思いますが、よく耐えていただきまして、ご答弁いただきました。是非要請した件については、余りしつこく言わないように、率直に早く実現ができるように求めまして、終わりたいと思います。  ありがとうございました。 ○副議長(山下 康二君)  これで7番、今田 勝幸君の一般質問は終わります。  以上で本日の日程は全部終了いたしました。  お諮りいたします。  委員会審査のため、12月14日から12月19日までの6日間を休会といたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(山下 康二君)  異議なしと認めます。  したがいまして、12月14日から12月19日までの6日間を休会とすることに決定いたしました。  本日は、これで散会します。  ありがとうございました。               (閉会 午後3時44分)       地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。        琴平町議会議長        琴平町議会議員        琴平町議会議員...